最近は可能な限り自分にとって未知のサンプル生豆を入手するようにしている。
選択肢が多過ぎて毎回とても迷うが、結局、間違いなく期待できそうな無難なものを選んでしまうことが多い。本日焙煎したケニア・マサイもその範疇である。 これは単一農園ものではなく、有名なドーマン社のブランド品で、ムランガ、キリニャガ、ニエリ産の珈琲豆をブレンドしてトップクォリティを担保していると説明がある。つまり、これぞ The Kenyan Coffeeということになる。
フレーバーの説明を見ると、あちこちにカシスが出てくるが、カシスは英語ではBlackcurrantである。現在勉強中のLe Nez du Cafeの中の香りの一つが、(14) Blackcurrant-likeで、これは僕にとって最も判別が難しい香りの一つだったりする。
なんでこの香りだけ名前に "like" が付いているのかも謎であるが、少しティッシュに垂らしても匂いを強くしてみても、頭の中に?マークが飛び交う香りである。そこでカシスジャムを買ってみると、こちらは分かり易くカシスの香りがする。うーむ。さて、コーヒーの場合はどうなのか。
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<ケニア・マサイAA 生豆> by USフーズ
選択肢が多過ぎて毎回とても迷うが、結局、間違いなく期待できそうな無難なものを選んでしまうことが多い。本日焙煎したケニア・マサイもその範疇である。 これは単一農園ものではなく、有名なドーマン社のブランド品で、ムランガ、キリニャガ、ニエリ産の珈琲豆をブレンドしてトップクォリティを担保していると説明がある。つまり、これぞ The Kenyan Coffeeということになる。
フレーバーの説明を見ると、あちこちにカシスが出てくるが、カシスは英語ではBlackcurrantである。現在勉強中のLe Nez du Cafeの中の香りの一つが、(14) Blackcurrant-likeで、これは僕にとって最も判別が難しい香りの一つだったりする。
なんでこの香りだけ名前に "like" が付いているのかも謎であるが、少しティッシュに垂らしても匂いを強くしてみても、頭の中に?マークが飛び交う香りである。そこでカシスジャムを買ってみると、こちらは分かり易くカシスの香りがする。うーむ。さて、コーヒーの場合はどうなのか。
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<ケニア・マサイAA 生豆> by USフーズ
カシス、花のような香り、柑橘、パッションフルーツ、ドライフルーツなどの香り、スパイス系の香りなど複雑でしっかりとした香りが楽しめます。しっかりとしたボディーと甘味も楽しめます。
カシスの香りをはじめとした、さまざまな華やかな香り、きれいな酸味、魅力的な甘さ、力強いボディー感が終始口の中を占領します。ガツンとコーヒーが迫ってきます。
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これをいつものように、ノルディックローストによる浅煎り、ナチュラルローストによるミディアム、そして少し深めのハイロースト、と3種類に煎り分けてみる。
こういうとき、バッチサイズが70gの煎り上手が重宝する。
焙煎プロファイルと、それぞれのUSフーズによる説明を並べてみる。
さて明日から、試飲してみるが、実際説明のような味が出ているか。
この生豆はちょっと価格は高いが、欠点豆はほとんど見当たらず見た目も美しい。
焙煎してみると、かなり期待できる豆面をしている。実に楽しみである。
カシスの香りをはじめとした、さまざまな華やかな香り、きれいな酸味、魅力的な甘さ、力強いボディー感が終始口の中を占領します。ガツンとコーヒーが迫ってきます。
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これをいつものように、ノルディックローストによる浅煎り、ナチュラルローストによるミディアム、そして少し深めのハイロースト、と3種類に煎り分けてみる。
こういうとき、バッチサイズが70gの煎り上手が重宝する。
焙煎プロファイルと、それぞれのUSフーズによる説明を並べてみる。
- 浅煎り
柑橘、パッションフルーツ、すもものような風味。りんごのような軽やかな風味も感じられる。
酸味がしっかりとしている。クリーンで旨味がある。
- 中煎り
柑橘、カシス、ドライフルーツのような風味。りんごのような軽やかな風味も感じられる。
酸味が少し落ち着き、飲みやすさが出てくる。
アフターでべっこう飴のようなコクのある甘味を感じる。
アフターでべっこう飴のようなコクのある甘味を感じる。
- ハイロースト
酸味が和らぎ、苦味とケニアらしい凝縮感、ボディー感が出てくる。
カシスフレーバーとドライフルーツのような甘さを伴った酸味が広がる。
アフターで焙じ茶を思わせる心地よい余韻が続く。
香り、優しい酸味、ボディー、心地よいほのかな苦味、甘味を楽しめる。
さて明日から、試飲してみるが、実際説明のような味が出ているか。
この生豆はちょっと価格は高いが、欠点豆はほとんど見当たらず見た目も美しい。
焙煎してみると、かなり期待できる豆面をしている。実に楽しみである。