香豆火珈琲 (Kaz - Feel - Coffee) - 引越し済


KAZUHICOFFEEは 2021/11/11に開業いたしました。 屋号はそのままKAZUHICOFFEEです。

新HP: https://kazuhicoffeelab.com/
旧HP: http://www.kazuhicoffee.com/
Base: https://kazuhicoffee.thebase.in/

今はまだ珈琲豆のネット販売と時折行う焙煎教室だけですが、これから珈琲の家庭焙煎や小型焙煎機のコンサルティング業という分野を開拓したいと考えております。まずは発明工房さんの「煎り上手」や安価な小型ドラム型焙煎機などにちょっとした装置をつけて、焙煎プロファイルがリアルタイムに見えるようにすることで、短期間で焙煎の技術を学んだり、既に焙煎を開始されている方の技術が上達するようなプログラムを用意したいと考えております。これからまだまだやること山積ですが、まずは出発致しましたことお知らせ致します。 珈琲が仄かに好きという皆様が、もっともっと本物の珈琲のことを知って楽しんで頂けるようにすることが次の自分のミッションだと考えております。家庭用サイズの小型焙煎機を海外から輸入して販売する等も計画しております。皆さまが美味しい珈琲をいつでも気軽に楽しめるようにすることを全身全霊でサポートしたい!!

ログハウス

写真で見るログハウスが出来るまで

既にすっかり我が家の一部、庭の一部のように建っているログハウス KOSKA-A であるが、実はまだ取り合えずの完成から2週間ほどである。このところ、自分と家族用、それにご近所さんやら、友人やら色々な人のために夜な夜な数バッチずつ焙煎している。もう手廻しには戻れないかと思うほどログハウスで使う英国製焙煎機CR600は快適である。ここはKazuhiCoffee焙煎体験処と処と名付けて、販売用の焙煎豆を煎ったり、焙煎体験をしてもらったりしていく計画である。

ログハウスNOW


この家に越してきてまだ7か月ほどであるが、ログハウスを建てた場所が、引っ越し前の状態からどのように変化していったかを写真で時系列に並べてみた。これを見ると、改めてよく頑張ったな、と自画自賛したくなるが、実は近くに住むDIYの得意な友人に助けがなければ挫折してたのではないかと思うくらい苦しい局面が何度かあった。また、今回Bigbox社のキットを選んだのは正解だった。というのは、この会社は電話をすると曜日に関係なくいつも直ぐに繋がり、親切なサポートが受け放題だったからである。ここまで面倒見がいい業者さんは今まで経験したことがないが、これなしで未経験者がセルフビルドするのは相当にハードルが高いと思われる。 ということで写真を羅列するので「もし自分がログハウスを建てるなら」という想像を膨らませて御覧頂きたい。

LOGH(1)
LOGH(2)
LOGH(3)
LOGH(4)
LOGH(5)

ログハウス建設にかかった費用はざっくり140万円強というところ。ここにはないが、他にも助けて頂いた方の昼食代、ガソリン代、など雑費が5万円程度というところである。なお、工具に関しては、友人から借りて済ましたものが多分にあり、中でもスライド丸ノコ、電動丸ノコなどは自分で買えばそれなりにお金がかかるが、かといって無しで済ますのは困難であった。

ログハウスを建てるのに掛かった費用
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項目   総額
独立基礎工事  120000
キット(KOSKA-A 2段増し) 811800
追加材料 153609
買い足した工具、道具 78144
廃材処分費(梱包木枠など) 4750
電源+エアコン工事 240000
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合計
1408303



ついに焙煎機 in ログハウス稼働開始!

本日、焙煎機CR600を無事リビングからログハウス内に移して、グアテマラ600gで試運転。その後、KOPE花伝さん向けのブラジル・クラシコ600gを2バッチ焙煎してみた。色々考えてレイアウトしただけに、既になかなか快適である。直近で改善したいのは照明とPCの置き場所である。この焙煎機は、Artisanという焙煎をモニタリングするソフトが使えるため、PCが必須なのである。今は仕事用WinノートPCを繋いでいるが、いずれRaspberry Pie(Linux)に取り替えて接続したままとする計画である。
CR600 in LogHouse
CR600&Artisan

テーブル&ベンチ椅子や棚もログハウスの端材を使って自作した。CR600を載せる台は古いIKEAの家具を一度ばらして再塗装したリメイクである。珈琲関連器具以外は節約しなければお金がいくらあっても足りないので体裁にはあまり構ってられないが、思ったより見栄えよく作れてちょっと嬉しい。
007


ついでに娘に看板も作ってもらった。右のオリジナルロゴも娘が作ったものである。
KazuhiCoffee看板

ログハウスの外観も塗装も終わり、だんだん完成度が上がってきた。後は資材残りや道具、塗料、作業場などを片付けて、少し草花でも飾ればまずは完成。顧客に焙煎を教えるためのコンテンツ作成はこれからであるが、取りあえず焙煎豆を売ったりといった簡単な仕事から始めてみようと思う。
ログハウス完成外観

ログハウスKOSKA-Aの組み立てコツ

ログハウスのセルフビルドを開始して既に一か月以上になるが、ようやくゴールが見えてきた。今朝の状況が下記写真の如しで、本日は屋根とログ壁の間にコーキングを入れて、室内側、外側と両方にぐるりと巾木を取り付けた。巾木なので遠目には違いは見えにくいが、近づいてみると、あるいは中に入るとかなり完成形であることが分かる。

ログハウス
ログハウス0330

ログハウスとしての残り作業は、室内の塗装(床は既に2回ワックス塗装済)、屋根裏側の塗装、ドアの塗装と取り付け、そして電気配線である。その後は正面妻壁上部に、ガラリ+換気扇、および焙煎機用のダクト穴を空ける。さらに余ったログ材でテーブルとベンチ椅子、焙煎機などを載せる棚などを作って行く予定である。僕の住む町田市では、税務署の人によるとログハウスは年に一棟建つかどうか、というくらい少ないらしいが、他の県にはもしかすると参考にしたい方がおられるかもしれないので、今までに気付いたコツなどをここにまとめておく。少し長いこと、ご容赦頂きたい。
ーーー
〇ログ積み

・大きめの「掛けや」を用意して、ヘッドの重みでゆっくりと振り、しっかりログを叩き込んで連結する。
・ログ壁を作るときは、ログ材を垂直に落とし込むために両側にガイドを用意すると確実になる。
※完全に垂直に落とし込まなければ綺麗に下までは入らない。もしかすると溝を少しヤスってでも
 最後まできっちり噛み合わせる努力をした方がいいかも。

・下げ振りを用意して、ログ壁の垂直を常に保つようにする。
・窓とドアの開口部は左右独立に積むので前後にずれやすく特に注意。上端での左右壁の連結時に苦労する。
・開口部の端はカバーボードで隠れるので、前後に長い板をビス止めしてログ板を挟み、それを
 ガイドにしてログ積みしていくと簡単になる。
・場合によってはドアや窓を先に嵌めて確認するのもよいかもしれない。

・コーキングは外壁側に入れて防水、またセトリング不良を起こさないようにログ材のビス止めは最小限にする。
※激しく3Dで曲がっているログ材もあるので、たとえ同じ番号のログ材でも積む方向や順番は考えた方が良い。
 曲がったログ材を使うなら、恐らく低い位置の方が対応しやすいと思われる。

〇屋根
・断熱材を入れる空間を作る手間は思った以上に大変。断熱材はスタイロが簡単だが、長辺が
 182㎝の長さがあるので、丸ノコで45㎝幅に長くきれいに切る技術(練習)が必要。

・屋根シングル材の釘打ちは枚数が多く地道にやるしかないが、短い釘はラジオペンチなどで挟んで
 支えながら垂直に打ち込む。もし途中で曲がるなど失敗したら、すぐに潔くネジザウルスで
 引っこ抜いてやり直す。

・破風板は筋が入っている方が裏。僕は裏表間違えて取り付けてしまったことで、筋の中までペンキを
 入れるのに苦労した。上端でなるべく前後にずれないように調整することで、飾り板が付けやすくなる。

〇室内床
・断熱材受けの取り付けはジグを作ると便利。床板は長辺だけでなく、短編も45度にカンナ掛けしておくと綺麗につながる。
・セトリング用の前後スペース(5mm)の確保は目分量では難しいので、薄いべニア板をジグとして用意すると綺麗に仕上がる。
・長い板と短い板を交互に貼っていくが、防湿シートを貼るとネダボンドが使えないが、連結部だけは少し付けた方がいいかも。
・釘の頭をしっかり板に入れるため、通常の釘締めではなく、こういう道具を用意しておくと簡単で便利。
・最後の2、3枚の板は叩き込むことが困難なので、板の溝の下を削ったり切ったりして無理なく納めること。また最後から3枚目あたりから釘を斜めに打ち込むのが困難になるが、垂直に打ち込むと次の板の溝に引っかかってしまう。その場合も次の板の溝の下を切り落とすことで対応出来る。
〇塗装
・ログの間など細い隙間が多いので、筋塗り用の細くて毛先の硬めの筆を用意する。
・油性塗料ではコテバケで塗って、雑巾でふき取りながら進めるとムラがでにくい。

〇ベランダ
・ベランダ床板は付属の釘ではなく、ウッドデッキ用の錆びにくいコーススレッド(ブロンズ色)を用意すると綺麗に仕上がる。板の枚数が多いので、目透かし貼りやネジ穴の位置決めはジグを作ると便利。

〇全般
・なるべく付属の釘ではなく自前で用意したコーススレッドを使うようにすると、多少間違えてもやり直しが容易になる。
・巾木の取り付けは付属品ではなく、専用の釘を購入して使った方がずっと綺麗。

一生の間で自分が再びログハウスを建てる日が来るとは思わないが、僕が苦労して得たコツが、もしこれからログハウスを建てようとされている日本のどなたかのお役に立てれば幸いである。

ログハウス組み立て治具
床貼り用の釘締め

ログハウス作り(屋根完成、窓取り付け)

連日のログハウス作りでどんどんと筋肉疲労が溜まっていたが、今日は大雨ということもあり久しぶりに作業はオフにして、以前住んでいた横浜の家の近くにあるお気に入りの1000円カットまで車で出かけた。坪呑のCut 1000という店で、ここのお兄さん達はちょっと格好が良く、しかもとてもカットが上手いので町田に引っ越した今も高校生の娘と通っているのである。

さてログハウスの状況であるが、屋根は一応完成して、床貼りを開始。ただ今日の雨に備えて、一昨日と昨日は窓の取り付けや一部塗装などに作業を切り替えたので今はこんな感じ。夜明かりが点けるとなかなか風情がある。今日の雨嵐にも中は全く濡れず、作業中にちょっと大きめの地震が来たがもちろんビクともしない。
ログハウス屋根完成
ログハウス明かり
ログハウス床貼り途中
ログハウス窓カバーボード

最後の写真は窓のカバーボードを取り付けている最中。ボードの下には100㎜幅のブチルゴムテープで開口部と窓を繋ぐように防水してある。ログハウスは建てた後、1,2年かけて木が落ち着いていく過程でちょっと縮んだり沈んだりするセトリングという現象が起きるので、窓ガラスは窓の開口部の下部にはしっかり固定しても、両サイドは空間を空けて軽くねじ止め、上部は固定すらせず5㎝近い空間を残してある。窓周りはカバーボードで覆うが、これもログ壁には付けず、窓枠に取り付けるようになっている。間に断熱材を入れたり霧除けの飾りを付けたりと意外と細工が細かい。ついでに窓のある面のログ壁にはストーンパイン色のオスモカラーを塗った。ログ接続部の凹みにまで届くように油性塗料を塗るのはなかなか骨が折れる。

ところで、ログハウスを組み立てるに当たって一番活躍している工具はインパクトドライバーである。マキタの10.8vのドリルドライバ・インパクトドライバー・充電器・リチウムバッテリーx2+ソフトケースというセットがビーバープロで17800円というお手ごろな価格で売っていたので、作り始めて間もなく思い切って購入したが、これは大正解であった。マキタの工具は使っていてとても信頼感があり、気持ちよく使えるのですっかりファンになってしまった。

で、今日、横浜からの帰りに立ち寄った中古工具ショップで妙なものを発見。マキタのコーヒーメーカー。なんじゃこりゃ? もしかして珍品かと思って、帰宅後に検索してみたら、あるんだ、現役商品として。ビックリ!  なんと電動工具と同じリチウムバッテリーが使えるという。まぁ僕は買わないが、大工さんがこういうの、使うのかな。
マキタコーヒーメーカー中古品

Makitaコーヒーメーカー

ログハウス本日の状況(屋根貼り最終ステップ)

最近ログハウス作りで忙し過ぎて夜は疲れてブログの更新を怠っていたが、久しぶりに状況をお伝えしたい。ログ積みを終えて、水切り板金、破風板や一部の鼻隠し板を取り付けた後に5本の棟木の上にキット付属の野地板(20㎜)を全面に貼る。居住性を考えないならこの後に屋根材を載せていけば完成なのだが、今回僕が作ろうとしているのは接客も考慮した焙煎小屋なので、ちゃんと断熱材も入れることにした。これがとてつもなく手間がかかる作業で、ザックリと以下の手順になる。居室の上に断熱材(スタイロフォーム)を載せるためには空間が必要なので、断熱材の間隔にピッタリ合わせた間隔で垂木(2x4材)を左右の屋根に取り付ける。なにしろ屋根が思ったより大きいので、4.8mの2x4材から完全な垂木は1本しか取れず、残りは少し継ぎ足して2本目を作る作業で、合計30本ほど立てて、やっと断熱材を敷ける状態に。断熱材の下に先に透湿防水シート(タイベック)を敷いておくことも肝心。こんな感じ。
ちなみにこのシートは1m幅の50mのロールで売られており、ネットだと14000円とかしているが、近所のビーバープロ(町田木曽店)だと3000円ほどで買えた。ラッキー!
ログハウス断熱材

その後にべニア(針葉樹の構造用合板 12mm - キット外)で蓋をしていくわけだが、これが縦の1.8mでは屋根の長さに少し足りず、まず頂点の隙間が最小になるように左右の屋根に上から縦に並べて貼っていった後に、軒先側には横に長く切ったしたべニアを貼って全面の蓋をする。ただし軒先に5㎜、屋根の稜線部にも空気の流れを作るための空間を微妙に残す必要があり、結構ミリ単位の作業となる。


ログハウスべニア貼り

ここまで来たら残りの鼻隠し版を付けてアスファルト・ルーフィング(キット外)を敷いて完全に防水する。ルーフィング材は壁用の0.5㎜厚と屋根用の1㎜厚があるが、当然後者を選ぶ。これが幅1mで一本21mのロールなので、僕のログハウスでは屋根の長さがが5.3強あるので、1ロールでは足りず、2本必要であった。ちなみにアスファルト・ルーフィングもビーバープロが圧倒的に安い。1ロールが42000円ほどだったかな。ここまでやると建設現場でよく見る緑い屋根が出来上がる。
さて下記が今朝の状態。今日は頑張ってアスファルトシングルを下から瓦のように重ねながら貼っていく作業を何とか終わらせて、週末は床づくりに取り掛かりたいと思う。

ログハウス0310

ログハウスの壁、4度目の正直でついに完成

本日、4度目の積み直し、しかも困難を伴う開口部の連結からやり直し、という最大級のピンチを克服してログ積み完了! ふぅ。強風の中、経験値が上がってきた3人でなんとか頑張ったぜ。正直本当にリカバリー出来るのかドキドキ物であった。
ログ壁積み完成

ここにセルフビルド・マニュアルには書かれていないログ積みのノウハウを公開したい。

まず長めの板を4本程度、そして万力を8個くらい用意する。また木枠梱包などに使うラチェット付きバンド(5mで1000円前後)を2,3個用意する。ログをそのまま積むと、高くなるにつれ、シーソーのように片側を叩き込むと反対側が持ち上がり、その下のログの隙間が空いて来たり、垂直ではない部分が出てきたりとにかく一筋縄ではいかない。で活躍するのが板2枚と万力で作る引き込みガイドである。これは既に積んだログをまっすぐ矯正するだけでなく、少し上に突き出しておけばログの溝を合わせて載せるのも大変簡単になる。さらにある程度の高さになったらPPバンドをラチェットでビシッとかけておくと隙間が開くこともなく安心して上に積んでいける次第である。最初から知っていればこんなに苦労しなかったのになぁ。

ログ積みガイド
ログハウス上から
ログハウス悪戦苦闘
ログ積みのコツ

焙煎小屋までの道は遠く険しい 

わ~、またやっちまったぜぃ~(@_@;)

下記の写真を見ると、「おー結構出来てきたね」という感があるのだが、実はログ壁の最上段の一つ手前になって大チョンボが判明。なんと、ドア取り付け用の開口部に積むログの数が1つ足りない! 14段ないといけないのに、13段目で連結していることに今更気付くという失態を演じてしまった。オーマイガー! 昨日一日、頑張って載せたログは全て積み直しか!? 
オプションのログ2段増しの壁図とオリジナルの壁図を見比べながら積んだのだが、今日金曜日に雨が降ると思いそれまでに屋根を載せようと先を急いだことと、老眼には壁図が細かくて、夕闇で段数をちゃんと数えられなかったのが敗因。って言い訳に過ぎないのであるが。あぁ。
ログ積み大チョンボ

さてこれからどうなる、という感じであるが、取り合えずここは冷静に、今日はログに順番どおりのステッカーを貼ったり、今のうちに垂直を保つための突っ張りの板を入れたり、いろいろ用意して週末の速攻リカバリーに臨みたい。既にログは三回積みなおしているので、今度は三度目の正直ではなく、四度目の正直を目指して。(^^; 

ログハウス作り進捗(第一難関突破・壁連結)

先週土曜日からスタートしたログハウス作りであるが、毎日誰か彼かと助っ人を呼んだりしているが、自分も含めて皆、未経験者の悲しさ、初っ端から失敗の連続である。最初は「そのうち上のログの重さで沈み込むだろう」と楽観的に考えて壁の隙間が大き過ぎるままどんどん積み上げてしまい失敗。

土台ログまで戻してやり直し。次はちょっと慎重に一段一段しっかりログを叩き込んでは連結部にコーススクリューを丹念に入れて固定しながら、7,8段積んだところで、連結部に入れるコーキングの量が全く足りないことに気付いてまた敢え無く土台ログまで遡り。

三度目の正直でやっと捻くれたログをギシギシ矯正しながら背丈くらいまで積み上げたところ、今度は窓とドアの壁が左右で前後に10㎝くらいずれていて、連結ログが全く載らない事態が発生。今度こそ絶体絶命かと思ってログハウスを買ったBigBoxの担当に電話したら、それくらいのズレならなんとかなるはず、と力強い言葉で、幾つかの技を伝授してくれた。取り合えず写真で示すとこんな感じ。

開始前日の金曜日にログハウスキット(総重量2トン)が4トンUNIC車で運ばれてきた。
ログ2トン到着

まずログ壁の木枠梱包だけを開いてログ材を庭に運び、基礎の周りは防草シートを敷いて準備してから組み立て開始。最初は一見順調だった…
ログハウス壁作りの様子

そしてこれが今朝の様子。一見綺麗に積んであるが、、、
ログハウス24日朝

午前中、ログをさらに1段重ねて、ついに連結ログの段まで到達。

で、本日の午後、周辺では最大のホームセンター、スーパービバホームまで買い出しに。積み上げたログ達をサンドイッチ矯正する長い板と万力やら、壁を引っ張る装置(なんているのかな? 木枠梱包などを平たいナイロンのヒモで強く縛るもの)  やら購入して、夕方5時から助っ人を1名追加して連結に挑戦。
ログハウス壁矯正

色んなものを駆使して押したり引いたり2時間ほど悪戦苦闘しているうちに、最後には魔法のように連結に成功! やったぜぃ。 

既に辺りは真っ暗になっていたが、こうして最初の大難関に勝利したのであった。
次は屋根に向かってゴーだ。
ログハウス壁難関突破


ログハウス独立基礎完成

一昨日、庭の巨木2本の枝下ろしをしてもらった造園業者に結局、ログハウスの基礎もお願いしたわけだが、本日その職人さんが2人やってきて、あっと言う間に完璧な基礎を作ってくれた。やはり餅は餅屋ということか。自分でやっていたら恐らく一週間かけてもこんなに綺麗には出来なかったと思う。庭木がすっきりしたことで、用地を50㎝ほど後ろに下げることが出来たことも嬉しい。その部分をスコップで掘るところから開始。同時にレーザー照射機で水平を取りながら最初の沓石(手前右端)を固定するまでがおおよそ2時間。ここまで時間がかかったのは途中、忘れ物を2回取りに行ったりしていたからだが、ここからが目覚ましく早かった。お昼までには11個の沓石のうちの5個は置き終わり、お昼を食べて戻ってきたらさらに加速。結局4時前には全ての沓石とピンコロを設計図通りに固定して、さらに地面もならしてくれて完成。大量に使う砕石やセメントはユニック車の荷台からクレーンで下していたが、もしこれを自力で一輪車など使って運んでいたら、それだけでも気が遠くなるほど大変だったと思われる。あぁ頼んでよかった! 専門業者さんは全く凄い!!

ログハウス基礎作りの様子

こちらが完成形。
独立基礎完成
美しい‼

そして、下の写真がこの家を買った昨年8月頃の同じ場所の様子。
ログ用地の元の状態
当時は地面はおろか、裏の家もほとんど見えないほど草木が茂っていた。
業者に枝下ろししてもらった庭奥、左右の巨木(クスノキ約30m、ヤマモモ約25m)以外は、全て友人や次男に手伝ってもらいながら自力で片付けていったわけが、改めて比べてみると自分の努力を誉めてやりたくなる。さぁ、次はモルタルが固まるのを1,2週間待って、楽しいログハウス作り開始だ‼

ご近所のログハウス

家から自転車で7,8分のところにヒルズ珈房という珈琲屋さんがあるのは、以前、珈琲焙煎の大御所で焙煎機も開発しているカウンルマーの小野善造氏の本の話を書いた際に少し触れた。実はここは町田焙煎珈琲株式会社という立派な社名の会社でもある。

町田に古くから住む友人が、ここのご主人は脱サラ後、最初は自宅敷地内に作った焙煎小屋から始めたんだよ、という情報をくれたので、是非その話が聞いてみたくて、確定申告で税務署に行った帰り道、そのヒルズ珈房に立ち寄ってみた。ご主人の岡健司さんはとても気さくな方で、ログハウスを建てていく様子をパラパラ写真に撮影したものを映写機で見せてくれた。なんとも身近なところに、僕が今からやろうとしていることを既に実行されていた方がいたことにちょっとビックリ。しかも同じ6畳サイズのフィンランド・ログハウスのセルフビルド。こりゃ見に行くしかない、ということで、自宅の場所を教えて頂き、早速そのまま自転車こいでいき外から見学。わぉ、素晴らしい! なんとも風情のあるログハウスが、確かにご自宅の敷地内にビシッと建てられている。実際の焙煎は後ろに建てたコストコの4畳サイズのコンテナハウス(?)でやっていたそうだが、そちらは外からは見えなかった。 

いろいろ参考になる話を聞かせて頂いた上に、なんと、ログハウス作りを手伝ってあげるよ、とまでおっしゃってくれたのにはちょっと感動。もうすぐ待ちに待った焙煎機(Cormorant CR600) がイギリスから送られてくる予定だが、届いたらこれも見に来てくれるとも。いい人だなぁ。嬉しいなぁ。(^.^)

HillsCaboログハウス
普通の住宅街に突如現れる素敵な珈琲ログハウス。実に素晴らしい!

ログハウス用地の整地完了、そして…

この週末までで、ログハウス用地となる庭の一角、4.3m x 2.9mの範囲の土の中の笹などの根を何とか取り終わった後、熊手や運動場を均すトンボのような道具を使って全体をざっくりと平らにするところまでは取り合えず終わった。
ログハウス整地後

ササの根の山
これは一日分の根っこ。取り除いた笹の根は全部でこれの3倍はあったかなぁ。

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さて、次は沓石を11個とピンコロを3つ使った独立基礎を作ろうか、というところで、またログハウスメーカーの担当者に相談。すると前回話したときは特に何も言っていなかったのに、今回は「独立基礎を作るのは物凄く大変だよ」「造園業者などに頼んだら10-15万円でやってくれるよ」とのコメント。あらら。弱気になる私。(^^; 

確かに土仕事をやっていると手はガサガサになるし、ツルハシは用心して使っていても腰が痛くなるし、この後、重い砕石やセメントなど運んだり混ぜたりする重労働を、怪我無く自力で出来るのだろうか、と心配はしていた。実際にホームセンターに行き、20Kg入りの砕石袋を持ち上げて、なんとか持てることは確認した。しかしセメント袋は25Kgもありさらに手強い。計算上はこれらがそれぞれ6,7袋は必要である。使用する高さ300㎜の沓石は1個が約20Kg、これも1つだけ買ってきて、駐車場から裏庭まで一輪車を駆使しながら自分で運んでみたりもした。重い! 水平を作るための水糸も買った。

でも結局、最寄りの造園業者に電話してみたら、すぐに見積もりに来てくれて、意外と安い。しかも来週にはやってくれるという魅力的なお話。ここはお金で解決しよう、ということで依頼することに。

ちなみに我が家の庭の一番奥には、左側に高さ25メートルくらいのクスノキ、右側には高さ20メートルくらいのコケモモの木があり、これはいつか業者に頼んで刈り込んでもらう必要があると困っていたが、これの刈り込みと独立基礎作りを合わせて16万+税、という見積もりであった。庭木だけでも20万円はいくな、と思っていたので、予想外にリーズナブルな価格に超納得。後はログハウスを建てて、焙煎小屋に改造する方に体力を温存しておこうっと。

隣地からのスロープ
ログハウス整地後翌日
朝日に光るログハウス建設予定地。(^_^)


ログハウスのための整地は果てしなく

カフェ&フードサービスの職業訓練も無事終わり、昨日から少し本腰を入れてログハウス作りに取り掛かっている。ただしまだ整地作業であり、正確にはその前の段階の土中の笹の根っこ除去作業を行っている。これがトンデモなく厄介で、土を20~30㎝掘り下げてもまだ根っこの先端に到達しないケースも多々あり、これを無理やり引っ張ると途中で切れる。果てしない作業に途方に暮れてしまう。ツルハシを振るう作業では土塗れになるので、昨日は近所のワークマンで税込み1980円のツナギと1680円の長靴を購入。これがなかなか具合がよく、さすが今を時めくワークマンという感じ。コスパ最高である。
あとセキチューで購入した黄色い一輪車は今どき仕様のアルミ製フレーム+樹脂製の荷台で、6000円近くと値は張ったが、お洒落だし軽くて扱いやすい。ログハウスの建つ場所の土を掘って土を取り除き、その下まで根を張っている笹を根絶させる作戦である。はぁ、気が遠くなる…(*_*)

笹の根除去

本日はお天気も良かったので、珈琲焙煎も3バッチばかり行った。職業訓練で使っていたキャラバン・コーヒーのブラジルがなんとシナモンローストなのを見て、僕にしては珍しくブラジルをライトローストに仕上げてみた。一ハゼ開始からきっちり60秒で煎り止めして、重量減が13.6%である。酸っぱいかな、と少し心配であったが、焙煎直後に飲んでみたらこれがなかなか美味しい。淹れた珈琲には微かなムスクの香りがあり、飲むとピーチや洋ナシのようなフレーバーとシロピーさを感じさせ、キツイ酸味などは皆無であった。さすがナチュラル精製のブラジル豆は火が通りやすい。
逆に、通常はシナモンローストに仕上げるMETAD社の超プレミアム豆、エチオピア Gotiti Sundryの豆は、ちょっと深煎りに仕上げてみた。1ハゼから弱火で約8分(2ハゼに入って4分近く)煎り上げてフルシティ程度までローストしたが、飲んでみるとモカらしいコクが素晴らしく、やはり美味しい。何といってもこの豆は甘みが凄い。「いい生豆は、どんな焙煎器具を使っても、どの深さに焙煎しても美味しい」という僕の持論のとおりの豆である。3つめはKOPE花伝さん用のいつものハワイカウである。相変わらずここのティピカ種は大きい。今回のロットはなぜか欠点豆が以前とは比べ物にならないほど少なく、しかも皺の伸びも良い。なかなか良い感じである。
Gotiti深煎り、ブラジル浅煎り


ログハウス整地開始

職業訓練はまだ終わっていないが、頭の中はもうログハウス一色。待ちきれずに早速、庭に確保した用地の邪魔になる木を5,6本切って、さらに根っこを取り除くといった地味で根気のいる作業を開始している。これから一か月余りをかけて以下のような手順で基礎を作っていく予定である。
①邪魔になる木は切って、土中の木の根っこや笹の地下茎を取り除く。
②全体(4.3m x 2.9m)に30㎝くらい掘り下げて、1だいたい平らにする。
③砕石を10センチくらい入れて突き固めて、さらにセメントを流し込んで水平な地面を作る
④土台となる沓石を並べて水平を取って、モルタルで固める。

これをほぼ一人でやろうか、という計画であるが、さてやり切れるかなぁ。
基礎が完成したら、ログハウスのキット(2トン分の木材)を届けてもらって、そこからは友人に手伝ってもらって10日ほどで一気に作る、という計画だが、ワクワクすると同時に、ドキドキしてしまう。
ログハウス建設予定地


かなりデカイ木の根を取り除いているところ。これだけで2時間近く要した。(^^;
木の根っこ除去

ちなみにキットはBIGBOX社のミニログハウス、KOSKA-Aを購入するつもりである。新春価格で税込み68万円+配送料4万円ほどで、これに基礎を作るための砕石やセメント、完成後のログハウスを塗装するための塗料などがかかる。多少、工具も買い足さねばなるまい。ログハウスを焙煎小屋にしていくためにはさらに費用が掛かるが、出来れば全部合わせて100万円くらいで押さえたいなぁ。これからこのブログで完成までの様子をぼちぼち紹介していこうと思う。

ログハウスKOSKA-A

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