香豆火珈琲 (Kaz - Feel - Coffee) - 引越し済


KAZUHICOFFEEは 2021/11/11に開業いたしました。 屋号はそのままKAZUHICOFFEEです。

新HP: https://kazuhicoffeelab.com/
旧HP: http://www.kazuhicoffee.com/
Base: https://kazuhicoffee.thebase.in/

今はまだ珈琲豆のネット販売と時折行う焙煎教室だけですが、これから珈琲の家庭焙煎や小型焙煎機のコンサルティング業という分野を開拓したいと考えております。まずは発明工房さんの「煎り上手」や安価な小型ドラム型焙煎機などにちょっとした装置をつけて、焙煎プロファイルがリアルタイムに見えるようにすることで、短期間で焙煎の技術を学んだり、既に焙煎を開始されている方の技術が上達するようなプログラムを用意したいと考えております。これからまだまだやること山積ですが、まずは出発致しましたことお知らせ致します。 珈琲が仄かに好きという皆様が、もっともっと本物の珈琲のことを知って楽しんで頂けるようにすることが次の自分のミッションだと考えております。家庭用サイズの小型焙煎機を海外から輸入して販売する等も計画しております。皆さまが美味しい珈琲をいつでも気軽に楽しめるようにすることを全身全霊でサポートしたい!!

珈琲資格

コーヒーインストラクター2級

本日はJCQAのコーヒーインストラクター2級の事前講座の受講日であった。東京会場を申し込んでいたのだが、申し込み多数で抽選に外れた結果、名古屋会場(大須観音)までの日帰り。朝早くからの出発であったがお天気に恵まれて気持ちよく出かけることが出来た。会場は写真のような場所で受講生は30人ほどであったが、僕の席はなんと最前列のど真ん中、プロジェクタの真ん前という場所で、お陰様で居眠りすることなく最後までしっかり講義を聴くことが出来た。
名古屋会場
CoffeeInstructor2

今回の2級では使わないが、1級試験では使うというカッピングスプーン(JCQAロゴ付き)がもらえたのはちょっと嬉しい。

質疑応答を入れて10時から17時までという長丁場の後、会場近く大須観音の商店街にあったKANNON COFFEEという店に入って日替わり珈琲のホンジュラス・フロレンシアを頼んでみたら、これがとても美味しくて一気に疲れが吹き飛んだ。実はこのKANNON COFFEEは鎌倉などにもあり、どうやら観音様が近くにあるところに出店しているようだ。

Kannon珈琲ホンジュラス

名古屋駅で新幹線のぞみに乗る前に名古屋コーチンの店で美味しい定食を食してから帰途についた。充実した一日であった。

コーヒーマイスター試験

本日、渋谷のフォーラム8にてコーヒーマイスターの試験を受けてきた。正直、ちょっと高を括っていたところがあった。テキスト内容は丁寧に読み込んで他の本と合わせて理解を深めたり、単語カードを使って数字や用語を暗記したりしてきたので、あわよくば満点を取ってやるなどと半分うぬぼれて臨んだが、開始直後にそんなに甘くないことに気が付いた。結局、試験時間(1時間)の最後の1分までカリカリと記述していた。試験内容をここに書くわけにはいかないが、テキストの本当に細かい部分まで意表を突く形で出題される、とだけ書いておく。例えば巻末の模擬問題だけを意識して勉強していたりしたらきっと合格は覚束ないであろう。合格発表は随分と先のようだが、なんとか合格していることを祈るだけである。

さて、次はコーヒーインストラクター(2級)の資格試験で、明後日の日曜日、事前講習を受けるために早朝の新幹線で名古屋会場まで行くことになっている。東京会場であれば同じ渋谷のフォーラム8で済んだものを、申し込み多数で抽選に外れたため、残った選択肢が名古屋か仙台会場しかなかったのだ。本番試験と合わせて交通費だけで4万円の出費は大変痛い。来月の試験日の方は、折角なのでGoToトラベルを使って前泊しようかなぁ。

第32期コーヒーマイスター養成講座

随分前に申し込んで、コロナでいったん延期(キャンセル)になって、再度申し込みして、そこから首を長くして待っていたコーヒーマイスター教本が本日ついに届いた。やったぜ!

コーヒーマイスター教本梱包

本文が117ページ、模擬試験が7ページ、資料が約20ページといった構成で、なかなか立派なバインダーにまとめてある。カッピングスプーン付き。自習して最後に集合試験を受けて合格すれば晴れてコーヒーマイスターとなるが、その後も3年ごとに更新しなければ資格失効というもの。でもやはりこの資格は基本中の基本なので取るの一手。これを取らずに珈琲道を進めるものか! という感じ。(^^; 

コーヒーマイスター教本


さて今日から毎日勉強頑張るぞ~、と言いたいところだが、実はもうすぐ家の引っ越しを予定しており、ここのところその準備でやたらと忙しい。とはいえ僕にとって焙煎だけは最優先事項であり、今朝も手廻しで3バッチ。いや、本当に暑かった! 

ということで問題は本格的に勉強モードに入る前に寝落ちしてしまうことだな。。(*_*)
今朝の3バッチ



JCQAコーヒーインストラクター

僕が珈琲の仕事を始めるに当たって取得したい資格が3つがある。

①コーヒーマイスター (SCAJ)
②コーヒーインストラクター(JCQA/全日本コーヒー検定委員会)
③アラビカQグレーダー (CQI/SCAA)

①はコロナでスタートが遅れていたが、先日やっと再開したので8月から始まる「第32期コーヒーマイスター養成講座」に申し込んだ。③は米国から講師を呼ぶ関係上、再開の目途は立ってないとのことであるが、まぁこれは難易度も相当に高いはずで数年かけて取得したいと考えている。一方、②については同じくコロナで申し込みが延期されていたが、本日、セラード珈琲にて3級を受講した。当初2級から始めれば十分だと考えていたが、講師のたぐち珈琲豆店の田口さんの講義は想像していたよりもずっと内容が濃く、参加して本当によかったと思った。先ほど、2級の講座/試験も申し込んだが、こちらも年内になんとしても取得したいと思う。

ところで、お話がとても上手な田口講師のお話の中でも特に印象に残ったことを何点か挙げてみたい。
(実際の講義では、もっともっと色んな話が聞けるので、少々ネタバレをお許し下さい)

・知識のある人の店にはマニアが集まる
・9割がまずいという豆も1割の人は美味しいと感じることがある。焙煎を目指す者は万人に受ける味を追い求めてはいけない。
・コーヒーは花が咲いて10か月で実の収穫に至るが、これは人間の赤ちゃん(十月十日)とほぼ同じ期間
・苗を植えて収穫まで3年かかるので、ハリケーンなどでダメージを受けた地域は3年は復活しない。
・コーヒーノキが一本で一年に収穫できるのは、スペシャリティコーヒーなら4杯ほど
・ピーベリーは枝の先端に成るという俗説があるが、実際には謎であり、そもそも枝の先端には実が付かない。グルグル回ってピーベリーになるという説もある?
・コーヒーは意外と涼しい場所で育つので赤道直下は暑過ぎる。インドネシアなどの赤道直下では年に2回収穫できるが、実際には別の畑で計画的にやっている。今後は産地がミャンマーやラオスに移動するとして中国や日本が先行投資。特に様々な精製方法を試しているミャンマーには注目!

等々。実に面白かった!

インストラクター3級


3級の講義のあとは、飛び入りでMETAD社のエチオピア豆のカッピングにも参加したが、こちらがまた面白かった。METAD社の浅野さんという方が講師で、エチオピアに移住して6年、ついにはエチオピア人の奥さんまで得ようとしているとか。素晴らしい! そしてエチオピアのコーヒーは奥が深い。今回は7種類の豆のカッピングであったが全て同じ栽培品種(番号だけで識別するEthiopea Heirloom)。というかMETAD社が配給した全く同じ苗とのことだが、3つの産地(グジ2か所、イルガチェフェ)で、かつ精製が Washed/Sun Driedでアロマもフレーバーも全く異なり驚かされた。

METAD社エチオピアカッピング

カッピングは通常方式ではなくコロナ対応版で、豆毎に備え付けのカッピングスプーンですくっては、いちいち使い捨ての小さなカップに移してカッピングする、という方式であった。これなら確かに安全性が高い。それにしてもGotiti (イルガチェフェ)のSun Driedの美味しさには感動した。ナチュラル精製に有りがちなくどさは全くなく、ひたすら甘くトロピカルなフルーツ感が心地よい味。なんとか生豆を入手したいと思った。
METAD社エチオピア豆


METAD社エチオピアカッピング後半

今回のカッピングは吐き出さずに全部飲んだので、最後は結構タプタプになってしまった。(^o^)

Sensory Skills自己開発

以前からやろうと思いながら、つい延び延びになっていたアラビカQグレーダーの資格を取るための準備として、試験科目の一つであるSensory Skills(味覚能力)の勉強を昨日から開始した。これはとてもチープな方法で出来るので、やる意志さえあれば最小限の投資で出来るのが良い点である。
Qグレーダーコース時間割

今回新たに用意したのは、OKストアで1本57円のVOLVICミネラルウォーター300ccを3本だけである。あと必要なのは、食品用クエン酸(300円くらい?)、グラニュー糖、塩、それに先日DIMEの付録で入手して故障後に交換してもらった、0.01g精度で計量できるデジタルスケール、ブリタ浄水ポット、百均の紙コップ、カッピングスプーン、と既に家にあったものばかりである。
SensorySkills用意

まず9倍濃度の水溶液を3種類作るわけだが、これを冷蔵庫で邪魔なく保存するためになるべく小さなボトルにしたかったわけだが、以下のように非常に繊細な軽量が必要となる。

食塩:  2.70g / 300ml
砂糖:  20.25g / 300ml
クエン酸: 0.852g / 300ml

ここでDIMEの付録が大活躍、というわけである。
流石にクエン酸だけはちょっと四捨五入せざるを得ないが、まずまず正確な水溶液が用意できた。

注目は左側のクエン酸 0.86g 、実は微妙に匙加減で、0.85 - 0.86 gの中間にしてみた。
クエン酸・砂糖計量
クエン酸計量

試験では、この9倍水溶液を使って各1~3倍水溶液を全部で9種類、さらにこれらの2種混合液が1つで合計4カップに対して濃度と成分を当てる、というものである。訓練ではカッピングスプーンを使って、任意の9倍液を任意の組み合わせで合計1~3杯入れて、そこに合計9杯になるように浄水を足して常に9杯分とすることで試験に出る可能性のある全63種類が用意できる。(真水を除くので、4x4x4 - 1 = 63)

ということで今日で2日目、これからは毎朝まず味覚訓練を継続予定であるが、特に難しいのは食塩水溶液の有無である。例えば以下の2種類は違いは分かっても、単品で出される区別は非常に難しい。

 (砂糖x2、浄水x7) vs (砂糖x2、食塩x1、浄水x6)
 (クエン酸x2、浄水x7) vs (クエン酸x2、食塩x1、浄水x6)

食塩が与える微妙なピリピリ感を感じ取れるかどうかが勝負となる。ここから3か月くらいは毎日訓練していこうと思う。

コーヒー・インストラクターの資格

珈琲に関する資格と言えば、日本スペシャルティ珈琲協会(SCAJ)の出している珈琲マイスターが比較的有名ですが、全日本コーヒー商工組合連合会(JCQA)という別の一般社団法人が認定しているコーヒーインストラクターという資格もあります。3級、2級、1級と進み、最後にコーヒー鑑定士となるもので、ウェブサイトの説明によると鑑定士まで持っている人は日本に29名しかいないとか。

珈琲インストラクター資格

で、僕としてはマイスターも取得したいけど、このインストラクターも一応取っておきたいと思い、早速テキストを取り寄せてみました。1~3級にマスターまでの全内容を含むテキスト(4000円)というので、相当に分厚い本を想定していたら、実際は厚みが1cmもない薄いテキストブックでした。

う~む、これだけ? という感じ。 でもパラパラめくると中身はけっこう濃そうで、勉強のし甲斐はあるのかも。
珈琲インストラクター教本
珈琲インストラクター教本中身

ちなみに昨年、コーヒーコーディネーターという資格を取ったのですが、こちらは実際には集合試験とか実技とかはなく全て自習、単元ごとに自分でテストを解いて答え合わせする、といった通信教育方式で、これまたちょっと拍子抜けでしたが、テキスト自体は充実の4冊、これにDVD3枚による映像、おまけに抽出器具やらサンプルの焙煎豆やら盛りだくさんでついてきました。まあ、面白かったかな。教本を並べるとこんな感じ。

コーディネーター教本


それにしても、なにをするにも勉強本には事欠かない時代となりました。
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