香豆火珈琲 (Kaz - Feel - Coffee) - 引越し済


KAZUHICOFFEEは 2021/11/11に開業いたしました。 屋号はそのままKAZUHICOFFEEです。

新HP: https://kazuhicoffeelab.com/
旧HP: http://www.kazuhicoffee.com/
Base: https://kazuhicoffee.thebase.in/

今はまだ珈琲豆のネット販売と時折行う焙煎教室だけですが、これから珈琲の家庭焙煎や小型焙煎機のコンサルティング業という分野を開拓したいと考えております。まずは発明工房さんの「煎り上手」や安価な小型ドラム型焙煎機などにちょっとした装置をつけて、焙煎プロファイルがリアルタイムに見えるようにすることで、短期間で焙煎の技術を学んだり、既に焙煎を開始されている方の技術が上達するようなプログラムを用意したいと考えております。これからまだまだやること山積ですが、まずは出発致しましたことお知らせ致します。 珈琲が仄かに好きという皆様が、もっともっと本物の珈琲のことを知って楽しんで頂けるようにすることが次の自分のミッションだと考えております。家庭用サイズの小型焙煎機を海外から輸入して販売する等も計画しております。皆さまが美味しい珈琲をいつでも気軽に楽しめるようにすることを全身全霊でサポートしたい!!

焙煎

スズシンコーヒー

本日もスズシンコーヒーさんで焙煎を練習させて頂きました。
スズシンファクトリー
プロバットは歴史が長いだけに僕が見かけたものだけでも色んなデザインの焙煎機がありますが、この焙煎機は特に正面(?)から見るとちょっと蒸気機関車みたいでなかなか風格があります。
豆を窯から出して冷却装置に流し込む蓋の部分など、ドイツ製らしいとても頑丈そうな鋳鉄で出来ており、開け閉めするとずっしりと重量があります。
Probat正面

今日はまたブラジル・カラメリッチを15kg、シティーロースト程度に焼きました。
実は煎り止めがちょっと遅れて、スズシンさんの通常焙煎より1~2段階深い焙煎になってしまい、外の煙突をみたら猛然と黒い煙が出ていてちょっとビックリ。やはり15kgともなると煙が凄い!

15㎏の冷却はこの装置をもっても結構大変で、空冷だけでは足りず、まだバチバチいっている豆に少し水を撒いて一気に冷まします。
ブラジル15㎏


焼き立ての豆で早速ネルドリップで珈琲を淹れてみたら、これがなかなかいける味でした。さすがはプロバット。実に素晴らしい!

年代物の珈琲豆サーバー

2つある丸い部分の下側を右に回すと豆が出る仕組みの珈琲豆サーバーは、スズシンさんが日本で最初に取り入れたとか。 実にレトロです。

ファクトリー内

スズシンコーヒーさんからは、まだまだ学ぶことがあります。

日本最古のプロバット焙煎機

本日は横浜の南吉田町にある1937年創業の鈴新商店さんにて焙煎の見学・指導を受けてきました。ここには日本で最初に導入したというプロバット焙煎機があり、これを使ってブラジル、ホンジュラス、ガテマラ、ジャワロブスタと4バッチの焙煎を行い、店主のご好意で最後の1バッチは僕一人で操作させて頂き、とても勉強になりました。
SuzushinProbat1

この焙煎機は、最近の焙煎機のようにコンピュータ制御でもなければ、ダンパー操作のような複雑なものも不要で基本的操作は予熱温度と豆投入のタイミング、バーナーの点火数(1,2,3)、それに煎り止めのタイミング、という非常にシンプルなものでした。

半熱風方式(直火+熱風)は結構無敵で、細かな操作をせずともどの豆も綺麗に皺が伸びて綺麗に膨らみます。さすがプロバットは焙煎機のベンツと呼ばれるだけのことはあります。煎り止めのタイミングは、基本的に温度と豆の色づき具合で行います。ハゼ音も一応は聞こえますが、スズシンさんでは煎り止めが近づいたら豆を少し冷却装置にバラまいてサンプル豆の色と比較しながら止めるタイミングを計る、というやり方です。
SuzushinProbat2

2つのレバーのうち、左がバーナー1つ、右がバーナー2つを点火します。
Probat1号機

SuzushinProbat3

ガス圧は一定のまま。

SuzushinHondulas

これはホンジュラスSHGの豆

来週もまた行く予定です。毎日楽しい~ \(^^)/

ブラジル・カルモデミナス・イルマスペレイラ農園

2,3か月前に参加したFBのグループ「自家焙煎フリーク」で知り合った方の斡旋で購入したブラジルのイルマスペレイラ農園の珈琲豆が本日届きました。早速、中煎りに焙煎して珈琲を淹れてみたところ、その香りの素晴らしさにビックリ!

鼻を近づけると南国の濃厚な花やムスクのような香りが感じられ、啜ってみるとなんとも甘いフレーバーで、穏やかな苦み・酸味のバランスもよく、大変な当たり豆でした。\(^^)/

ブラジルは水不足の地域が多く、ほとんどが珈琲の果実のまま乾燥させるナチュラル精製とされていますが、この農園はブラジルでは珍しいウォッシュト精製。しかも栽培種はイエローブルボン100%と純潔なところが、なんとも贅沢な感じ。
ブラジル・イルマスペレイラ珈琲

農園から届いた30Kg袋はオシャレなものですが、僕の購入分10kg分なので、こういう姿で届きました。(^^;
イルマスペレイラ珈琲

早速、1Kgずつ計っては、ざーっと目立つ欠点豆をハンドソーティングして、5Kgずつ脱酸素剤とともにアルミパックに分けて1つは封印。
イルマスペレイラ分割

早速、GeneCafe焙煎機を使って、200gばかりを中煎りに焙煎。
ウォッシュト豆なのに、パーストクロップだからか、そもそもブラジルの豆は火が通りやすいからなのか、ごく簡単に皺が伸びて、とても焼きやすい豆です。焙煎時間は約14分。
イルマスペレイラ中煎り

焙煎仕立ての豆を最近お気に入りのウェーブドリッパーで抽出。
浅めの煎りなので、お湯は95度と高めにして、豆17gに対してお湯270ccで抽出時間を2分半で淹れてみたところ、これがもう最高に美味しく入って大満足!
ウェーブで抽出

珠玉の一杯となりました
ブラジル珠玉の一杯

2ハゼなしの長時間焙煎

最近、ちょくちょくやっている焙煎方法があります。
それはたぶんサンプルロースターならでは(?)の焙煎方法です。
UnionSampleRoaster

以前は豆の投入量は400gと決めていましたが、この焙煎方法では300gに抑えることで熱量のコントロールしやすさを狙います。最初に空のまま火にかけて回しながら150度くらいまで予熱して豆を投入したら、火力全開で150度くらいまでもっていきます。この場合、1分で15度前後の温度上昇となります。そこで少し火力を落として、今度は1分で10度かそれ以下の上昇になるように火力を調節しながら、1ハゼ近くまでもっていきます。1ハゼは大抵は205度前後で開始するので、その後は基本的に一番弱火にします。この場合、1ハゼはややおとなしめに2分ほど続き、やがて静まります。

ここからが不思議で、そこから10分以上ずっと弱火で加熱し続けて、温度は210度かそれ以下でキープしていると、2ハゼがいつまでたっても来ない、という現象が起きます。今のところ、タンザニア、パプアニューギニア、ケニアなどで試していますが、どれも同じでした。この現象を使うと恐らく30分くらい焙煎し続けても焦げることなく順調に焙煎が進み、大坊珈琲店のような深煎り豆が作れそうです。

といいながら、まだそこまでやったことはなく、本日も結局、1ハゼ後12分、合計21~22分で煎り止めしてしまいましたので、結果は御覧の通りでした。(^^;  
焙煎直後から既に強い香りを放っており、美味しい珈琲が作れること間違いなしです。

もっと深く煎ったつもりなのに、冷めてから観察するとまだまだ先に進めそうな感じ。
長時間2ハゼなし焙煎

この豆を使って、ネルドリップ+点滴抽出(5~6分)した濃い珈琲を、熱湯で薄めてストレート、もしくはミルクフォームでカフェラッテに仕上げると、円やかな甘みが感じられる素晴らしい味になります。

ハワイ・カウ・コーヒーの実力

本来なら明日からハワイ島に出発で、今頃ソワソワと荷造りしているはずでした。

もちろんコロナ騒ぎはハワイにも以前から徐々に広がっていて、それでも2日前までは駆け込みでなんとか行けるかなと期待していたのですが、結局、ハワイ島で感染者第一号が出た途端に観光客の受け入れを30日停止するというハワイ州知事の要請が即日出てしまい、土壇場で敢えなく断念。ジョンさんのOcean Vista コーヒー農園の訪問は当面お預けに。(;_;)

ということで、昨日はいつものKOPE花伝CAFEに立ち寄って少々愚痴ってまいりました。で、今日はその店主からお裾分けしてもらったカウコーヒーの生豆を、煎り上手で40gずつ2回、GeneCafeで200g分を1回焼いてみました。

<ミディアムローストに焼いたカウ・コーヒー>
Kau焙煎豆

豆自体の見た目はとても大きくて揃っているのですが、農薬の使用量が少ないのか、かなり虫食い豆が混じっていたので念入りにピッキング。

<虫食い豆だけ集めたもの>
Kau虫食い豆


焙煎は、いずれも1ハゼ開始から2分で煎り止めしたら、焙煎前後の重量減は3回とも同じ14%でした。

焼きあがった豆は上記写真のようにそれほど美しくないのですが、先日、高根珈琲で購入したカリタ・ウェーブドリッパーを使って90度のお湯で淹れてみたら、あらビックリ。ものすごく甘いのです。焙煎直後で香りはまだあまり出ていないのですが、浅めに焼いたのに酸味は非常に穏やかで、アフターテーストはすっきりと仄かに甘い。微かにトロピカルで文句なしにシロピーなフレーバー。これがカウ・コーヒーの実力なのか。実に素晴らしい!

<カリタ・ウェーブドリッパーは絵になります>
カリタウェーブドリッパー
カリタウェーブドリッパー2

ブルマンNo1

<実は上の写真はカウコーヒーではなく、夕食後に入れたブルーマウンテン・No.1。同じくミディアム・ローストです>

先日のジョンさんの話では、彼の農園ではハニー製法の一種、セミウォッシュト精製を採用しているとのことで、甘さはそこから来ているのかもしれません。でもこの豆、買うとなるときっととても高いんだよなぁ。(^.^)

<チャフ・ティー>
Kauチャフ・ティー

高級豆だし、折角なので、焙煎で生じたチャフを使ってお茶を作ってみました。
熱湯をかけてペーパーで濾したものを飲んでみたら、やはりほんのり酸っぱく少し甘みがあり、カスカラティーに近い味わいでした。チャフの見た目からして少し渋い味を想像してしまいますが、これなら珈琲に多少混じっても全然問題ないかな。

コモディティ豆+アームズ+ダブル焙煎

昨日は昨今のコロナ騒ぎの自粛ムードに加えて天気も今一つだったので、ほぼずっと自宅に籠って、普段はちょっとやらない手間のかかる方法でじっくりと焙煎してみました。

珈琲生豆は、珈琲問屋で買ったGene Cafe焙煎機に付属してきた中でも恐らく一番安い部類の、ブラジルNo2とガテマラSHB。 やったことは以下の通り。

(1) 400gを非常にきっちりソーティングして欠点豆を限りなくゼロにしたものを、50度のお湯+数回の水研ぎで汚れやチャフや綺麗にして野菜の水切り後、さらにソーティング。

(2) ガテマラの方は、200gずつ分けてGeneCafeで235度11分の途中まで焙煎
 ブラジルは、400g一気にユニオン・手回しロースターに入れて、10分半ほどかけて途中まで焙煎

(3) 仕上げは、ガテマラ、ブラジルとも手回しロースターで強火で一気にシナモン~ミディアムのローストに。ダブル焙煎ならではの綺麗に膨らんだ焙煎豆が完成。

ブラジルNo2(アームズ処理)

ブラジルNo2(ダブル焙煎)

左が一時焙煎、右がダブル焙煎が完成したがブラジルNo2

ブラジルNo2(珈琲問屋)

こういうやつです。コモディティ豆の代表選手みたいな豆。

ガテマラの方は完成形がこんな感じ。いい豆面をしています。
ガテマラSHBアームズ+ダブル焙煎

珈琲工房K氏宅

昨日は珈琲仲間のK氏宅にて焙煎三昧してきました。

K氏はれっきとしたサラリーマンですが、何と自宅にFUJI ROYALのディスカバリー焙煎機を持っているというマニアぶり。僕もサラリーマンとしてはそれなりに色々と珈琲器具は揃えてきましたが、K氏には全然及びません。ということで、ディスカバリーを触りにK氏宅へゴー!

お家に上がらせていただき、ディスカバリーだけでなく色々高価な珈琲器具と生豆のコレクションも見せて頂きちょっとビックリ。はんぱないマニアぶりです。

とにかく今日は焙煎パーティとばかりにルワンダから始まり、コロンビア、ガテマラ、コピルアック、ゲイシャなどSpecialty豆、Premium豆ばかり6回バッチほど焙煎。一つ終わるごとに試飲していたので、最後はちょっとタプタプ気味。

こういうやつです。一度に250gまで焙けます。金色がまぶしい意外とマニュアルな焙煎機。
K工房-Discovery0

素早い冷却能力は脱帽もの。窯からだして1~2分で冷えます。
K工房-Discovery

K工房-Discovery2

品質の高い攪拌羽で一粒残らず綺麗に出てきます。(当たり前か)

この角度もカッコいいな。蒸気機関車みたいだ。
K工房-Discovery3

とっておきのKopi Luwakも持ち込んで、少し浅めの焙煎に仕上げてみました。
K工房-KopiLuak

パナマのゲイシャです。これも買えばかなり高価なものなはず。
K工房-Geisha

焼いた豆は全て仲良く折半。(^_^)v
K工房-焙煎豆

とても楽しい一日でした。また行きたい!

アームズメソッド焙煎 by GeneCafe

アームズメソッドという焙煎があることは以前の記事で書きましたが、いつもの手回しロースターの場合、研いだ後の湿った珈琲豆をドラム内に投入する際、投入用ロートに豆がくっついて四苦八苦します。よって必然的にあまりやろうという気が起きないわけですが、GeneCafeの場合は簡単だ、とふと思いついて、早速やってみました。

実験台は、GeneCafeの付録豆の1つの ガテマラSHB、いわゆるコモディティ珈琲豆です。
50度のお湯で洗って、さらに水で4,5回よく研ぐことでチャフと汚れをすっきり取ると、青々とした豆になります。これを200gずつ2つに分けて、GeneCafeのガラス容器に放り込んで、1つは普通に焙煎、もう一つはダブル焙煎します。

お湯につけているところ。
ガテマラ・アームズ50度お湯

野菜切を使って水けを取ります。
ガテマラ・アームズ豆研ぎ

そしていよいよ焙煎。豆が青いなぁ。
ガテマラ・アームズ焙煎中

ダブル焙煎のため、開始11分の1ハゼ前で止めて取り出したところ。
流石にこの状態では飲めないな。(^^;
ガテマラ・アームズ・ダブル焙煎途中

ガテマラ・アームズ焙煎2種

アームズメソッドの難しさの一つに、豆の皺がなかなか伸びないという問題があります。今回はガラス越しにずっとみていたので、完全に伸びるまで焙煎を続けていたら、結局、19分55秒もかかり、フルシティーローストに。 一方、ダブル焙煎の方は早々に綺麗に皺が伸びるので、対照的にシナモンロースト~ハイローストに仕上げてみました。 さて味の方はどうかな。明日まで待って飲んでみよっと。

GeneCafeの性能テスト

今週末はGeneCafeを少し手懐けようと色々試してみました。
手回しロースターで400gも焙いたら沢山煙が出てしまうので、いつもは火から下したら庭に走り出て冷却装置に放り込むわけですが、キッチンで焙煎・冷却まですべて行える GeneCafeは、昨日のように一日雨の日にはとても都合がよいのでした、ハイ (^_^)v 

レンジの上に木製の台を置いて、そこにGeneCafeを載せます。右側にレンジガードのアルミ板を垂らして仕切ることで、煙がなるべく効率よく換気扇に吸い込まれるようにしています。これだと締め切ったダイニングキッチンで焙煎しても、さほど煙も匂いもこもりません。我ながら素晴らしい!
キッチン焙煎GeneCafe

昨日は4回焙煎して、温度設定は最初だけ250度で14分、他は235度で約16分焙煎しました。
使った豆は、コロンビア・エメラルドマウンテンを150g, 200g の2バッチ、次がセラードさんのブラジル・ブルボン 200g、最後が松井珈琲のケニアAA 200gです。

結論として、設定温度や分量にかかわらず、設定温度に到達するまでの温度上昇はほとんど同じでした。1ハゼ開始までも豆の種類にが違うのに、12:36, 12:35, 12,37とほどんど同じ。
つまりかなり再現性があります。グラフで見るとこんな感じです。
焙煎グラフ(GeneCafe-エメマン他)

焙煎した豆はこんな感じ。
Gene4種焙煎

本日は、エチオピア・コチャレ・ナチュラルを200g 焼いてみました。
徐々に水分が抜けて黄色くなり、13分過ぎから急にメイラード反応が進行する様子がガラス越しに見えるのが実に楽しい。GeneCafeは勉強になる焙煎機ですな。(^^;
Gene焙煎進行

1ハゼ開始後から1分半で焙煎を止めて、冷却開始後すぐに強制排出(2秒押し)して、いつもの冷却装置に放り込みました。とても綺麗に焼けました。でも焙煎直後の香りは手回しロースターのときより弱いように感じます。さて味の方はどうかな。
GeneコチャレN焙煎15分

Gene Cafe到着!

昨日の夕方、Gene Cafeが届きました。店で実物を見ていたので大きさは期待どおり。ただおまけでついてきた珈琲生豆8Kg分が上に載っかっていたので、ずしりと重い箱で届きました。

GeneCafe開梱

取り出すとこんな感じです。
GeneCafe到着
GeneCafe付属豆8Kg

ということで、付属のガテマラSHBを使って早速試運転。
しかしこの豆はかなりオンボロで、大目に見ても欠点豆が7,8%混じっていたので200g分を計った後に、いつものように丁寧に欠点豆を取り除いて準備完了。
添付の中には、ブルーマウンテンNo1とコロンビア・エメラルド・マウンテンも含まれているので、これらには期待したいところ。

結果として、18分程度と思ったより時間がかかるけど、流石熱風焙煎は良く膨らみます。
これから使い方を研究していきます。
GeneCafe焙煎中

完成 (ガテマラ・ハイロースト)
GeneCafeガテマラSHB

ユニオン・サンプルロースターでの深煎り焙煎

このブログの最初に紹介したとおり、僕のメイン焙煎機は手回しのユニオン・サンプルロースターですが、400gの焙煎量は特別な排気装置なしで行う家庭焙煎としては煙を考えると一つの限界サイズだと思われます。パンチング・グリルのないタイプですが、それほど燻り臭もでないので、基本的に満足して使っています。キッチンで使うために焙煎時には100均のコンロ用アルミパネルをぶら下げて換気扇の効率を上げて、換気扇フィルター(100均の被せる方式のものを愛用)も頻繁に交換します。
ユニオン焙煎機

しかしこれだけやっても、2ハゼを超えたあたりからかなりの煙が出ることもあり、最近は中煎りで止めることが多いわけですが、もう一つの理由は中深煎り以上にするとどの豆も同じような味わいになってしまうことです。しかし先週、Dタイプのケニア、ガテマラの豆をいつものように中煎りにしてみたら、香りも良いしそれなりに美味しいけれどもちょっと酸味がきつく感じたので今週は久しぶりに深めに焙煎してみました。フルシティローストくらいでしょうか。両方とも重量減は約18%です。

ケニア・ガテマラ中深煎り比較

特にガテマラの方は85度くらいのお湯で淹れると、微かな酸味も残っており苦み・酸味のバランスが良くとても美味しい。一方大きく膨らんだケニアは豆に腰があって、深いコクが出ています。
焙煎の様子をグラフにするとこんな感じ。
焙煎グラフ(ケニア・ガテマラ)

これと直接関係ありませんが、部屋を整理していたら、以前毎週のように通っていた本牧珈琲さんの袋が出てきたので改めて見ると焙煎時間が4分以下ととても短い。ここは珈琲問屋が開発したという高速熱風式焙煎機を使っていて目の前で焙煎してくれるのですが、当時は焙煎仕立ての香りの良さに魅了されていました。

目下のところ、同じ珈琲豆を同じ焙煎度に仕上げる場合、焙煎機による違い、焙煎時間による違い、焙煎技量による違い、といったものがどれほど影響するのか、これを明らかにしていくことが自分の目標でもあります。出来れば味覚だけでなく科学的にも調べていきたい!
本牧珈琲高速焙煎


手始めにというだけではありませんが、先日、前から欲しいと思っていた Gene Cafeを、珈琲問屋さんの初売りセールでついに注文してしまいました!  今日あたり届くはず。楽しみ~
GeneCafe広告



新年珈琲始め

2020年の元旦、ちゃんと早起きして日の出前には近所の初日の出スポットまで出掛けましたが、分厚い雲が地平線に横たわってたので、予定の6時50分ではなく、7時15分くらいになってようやく雲の隙間から小さな初日の出を拝みました。

その後は穏やかな日差しが出てきたので大晦日の夜更かしでなかなか起きてこない家族が一階に下りてくる前に、「おっしゃー」っと気合を入れて初焙煎。豆は年末に松屋珈琲で購入したケニアAA。大きさは立派だけど明らかな欠点豆が多い豆で、ハンドソーティングの練習にはもってこい!?

ケニア豆は、カフェバッハ田口護氏のシステム珈琲学の分類では硬くて最も火が入りにくいDタイプ。ということで、しっかりと2ハゼの始めまで焙煎してみました。一般に言うシティーローストというところ。飲んでみると程よい酸味があり、凝縮された旨味の感じられる珈琲らしい味。
2020年元旦ケニア


新年事始めに良いとされる本日は、再びケニア、そしてエチオピア・コチャレ・ナチュラルのアフリカを代表する2大珈琲豆を焙煎しました。 ケニアの方は頑張って中浅煎りで止めてみました。かなり難しい。
事始めのアフリカ豆2種

午後は、先日、ザ・ミュンヒで手に入れたマンデリン・トバコを使って、ミュンヒ流に30分かけてネルドリップしてみました。

・極深煎りの珈琲豆を34g、かなり細く挽いてネルにセット
・95度まで沸かしたお湯をポットにたっぷり目に用意

予定では最初の一滴が出てくるまで20分以上となるはずが、ちょっとお湯を注ぐ量が多すぎたようで、10分ちょっとでポタポタ開始。お湯は再加熱なしで、そのまま断続的に点滴を続けて、ちょうど30分でデミタスカップに一杯分を抽出しました。
ミュンヒ流30分珈琲
ミュンヒ流マンデリン完成

なかなか良い香り
まったりとしたコクがあり、濃いけど甘みを感じる珈琲が入りました。(^_^)v



一時間半で4バッチ(新記録)

昨日、珈琲仲間のK氏が一日で9バッチの焙煎をしたという話に少し刺激されて、今日は天気も良かったので一気に400g x 4バッチを焙きました。 エチオピア・コチャレ・ナチュラル、ガテマラ・ウェウェてナンゴ・エルコンスエロ農園、ブラジル・ブルボン・グアリロバ農園、東チモール・ハレマウンテンの4つ。来週の土曜日に、妻が恩師に渡す分もまとめて。冬場は天気の良い日にまとめて焙煎しておくことが肝心だからね。で、今日は何にチャレンジしたかというと、効率のよい連続焙煎です。まず一気に4バッチ分の豆のハンド・ソーティングをしてから、焙煎→冷却→すぐにボールに移動しながら次の焙煎開始。これを4回分繰り返してから、最後にまとめてチャフを綺麗に飛ばして計量して、袋入れという手順でトータル1時間半で終えました。新記録、頑張りました!
今日の焙煎4バッチ

ここから徐々に香りが強く立ち昇るようになり、1週間後に美味しさのピークが来ます。
今日の焙煎4バッチ袋詰

加水分解エリアの通過時間

焙煎イメージグラフ

僕の手回し焙煎機(Union Sample Roaster)では焙くのが難しいエチオピア・コチャレ・ウォッシュトを題材に、バッハの田口さんの説明されている加水分解で出てくるカフェー酸(渋み)を抑えるやり方を追求しようと、同じくらいの重量減(焙き加減)で3パターンの焙煎をしてみました。

焙煎1はいつもの焙煎で、最初から最後の近くまで最大火力のまま回転だけで制御。煎り止めが12分37秒、1ハゼから1分54秒

焙煎2は125度くらいまで弱火で2分蒸らしてから、その後は強火でいつものように焙煎。り止めが14分10秒、1ハゼから2分35秒

焙煎3は低めの温度で開始して70度くらいまで弱火でトロトロ水抜き、そこから突然強火に、といった方法で、煎り止めが16分53秒、1ハゼから2分30秒

結論としては、上のグラフのようにいつものやり方が一番、加水分解温度帯(70-125度)を通り過ぎるのが早い、という結果でした。しかしながら、焙煎2の豆を飲んでみると、渋みは全く感じられない代わりに、イルガチェフェ・ウォッシュト特有の高級紅茶のようなフレーバーも弱く、飲みやすいけれど少し凡庸な味になっていました。先週のダブル焙煎したものと近い感じの味わい。焙煎3はまだ試飲しておらず、一日置いてから飲んでみようと思います。見た目は写真のように焙煎2とほぼ同じです。

コチャレ焙煎パターン2,3

ナチュラル・ウォッシュト比較(エチオピア)

昨日は一日、とても寒く雨が降っていましたが、軒下に豆を空冷する準備をしてから、いつものようにキッチンでエチオピア・イルガチェフェ・コチャレの豆を焙煎しました。最初がウォッシュト、次がナチュラルで400gずつ。ウォッシュト豆は皺が伸びにくいので、弱火でスタートして150度上昇までをいつもより2分ほど時間をかけてみました。その後は強火に、最後はまた弱火にするという調整で、煎りあがりが14分10秒(1ハゼから2分35秒)。やはり豆面は綺麗にはならず、みためは黒い皺が残ったままです。

2回目のナチュラル豆の方は焙煎機がかなり熱いうちに投入したためか、今までで最も早く1分9秒で100度に到達。慌てて中火に落として150度到達は5分3秒、200度が9分24秒、と徐々に通常のラインに戻しました。合計12分4秒(1ハゼから1分39秒)で煎りあがり。こちらはあっさりと綺麗に皺が伸びます。やはりナチュラル豆は焙きやすい。 結果、ウォッシュトもナチュラルも偶然ながら、重量減が全く同じ、85.6% (400g -> 342.5g)となりました。見た目はこんな感じでかなり異なります。
コチャレ比較

カフェバッハの田口さんの著作「スペシャルティ・コーヒー大全(技術・実践編)」にこんな絵が掲載されていて、それをイメージしながらなるべく渋み成分であるカフェー酸が生じないように焙煎してみたのですが、なかなかうまくいきません(^^;
理想的な焙煎曲線


ダブル焙煎の威力

先日、松屋珈琲で買ったエチオピア・コチャレ・ウォッシュトの豆はなかなかしわが伸びてくれず、手強い豆なわけですが、今週はダブル焙煎してみたら、さすがに完璧に綺麗に仕上がりました。

180度、7分55秒で止めて、400gが379.3g(94.8%)。この時点では黄色っぽくてほどんと膨らんでいない状態。(写真撮りそびれました) 一晩おいてまた9分54秒(1ハゼから1:40)で止めて、煎りとしてはハイロースト程度、重さが340.7g (85.2%)でしたが、御覧の通り美しい豆面。さて味の方は?
コチャレWダブル焙煎

同じ豆を通常のシングル焙煎で86%まで焙いた先週の豆がこんな感じ。こう見えて味は意外と良好なのですが、さすがに見た目が( ^ω^)
コチャレWシングル焙煎


クリックポスト

今日は自分としては過去最高の5バッチ分、2Kgを一日で焙煎しました。

・エチオピア・イルガチェフェ・コチャレ・ナチュラル(ワイルド珈琲) 400g
・エチオピア・イルガチェフェ・コチャレ・ウォッシュト(松屋珈琲)400g
・ガテマラ・エル・コンスエロ・ウエウエテナンゴ(ワイルド珈琲)400g
・ブラジル・ブルボン・ナチュラル・グアリロバ農園(ミライシーズ)400g
・コロンビア・ウィラ・アルト・デル・オビスポ ラ・エスペランサ農園(ワタル)400g

会社の人の頼まれ分、姉に送る分、今週来るイタリアのお客さんをもてなすための分、
妻が毎日飲む水出し珈琲 40gx7日分、自分の1週間分(16g x 4杯 x 7日)、といった内容。 
最初の4バッチ分

これが本日5バッチ目のコロンビア・ウィラ! 午前中に一気に焙煎しました。
5バッチ目

さすがにこれだけ焙くと、焙煎機の中には大量の焦げチャフが!
焦げチャフ


夜になって下宿中の息子が久しぶりに家に戻ってきたので、明日また息子の分も焙煎しなければ!
ハハハ、実は沢山焙けるのでちょっと嬉しかったりするワタシ( ^ω^)・・・
ところで、クリックポスト愛用しています。たったの188円で500gの焙煎豆が全国に発送できるなんて、素晴らしすぎる! 箱代が少々かかるのがタマに瑕ですが。。。
クリックポスト







エチオピア・イルガチェフェ比較

色々な珈琲(もちろんスペシャリティ級のみ)を飲んでいくと、たぶん誰しも一度は辿り着くエチオピア豆の底なしの魅力。もうこれなしでは生きていけまへん、という感じ。(^^;
実際、どこかの国の豆が突然入手できなくなってもきっと我慢できるし代替えもきくと思うけど、エチオピア豆だけはネ!

ということで、最近入手したのが、エチオピア・イルガチェフェ地方の高地のコチャレエリアの豆が2種類。1つはワイルド珈琲から購入のナチュラル精製豆、2つめは松屋珈琲から購入のウォッシュト精製の豆。元は同じエリアの同じ栽培品種だと思われるが、全く違う香り。焙煎していくと、ナチュラル豆の方は火が通りやすく実に簡単に綺麗に膨らんでいくが、ウォッシュトの方は一ハゼ開始から十分に膨らむまでに1.5倍は時間がかかる。その分、水分が抜けてしまうのでますます味が違ってくる、という感じ。

しか~し!  これが両方とも実にとっても美味しいのであ~る!
これだからエチオピアは止められん。(^∀^)
エチオピア・イルガチェフェ・コチャレ比較

ちなみに、松屋珈琲の豆は初購入でしたが、話には聞いていたものの、そのパッケージのラフさにはビックリ。なんじゃこれのビニール袋。ラベルすらない。(><) でもその分ちょっと安いかも。

松屋珈琲パッケージ



いつの間にやら 140Kg!

2017年6月にユニオン社のサンプルロースターを購入して以来、2年3か月の間に購入してきた珈琲豆が142Kg、21万3千円分! 思えば遠くにきたもんだ~♪ 

この他にも展示会などの別ルートで無償入手した豆も結構あり、恐らく合計は150Kg近いかも。(^^;
会社員やりながら、これくらい焙いている人はそんなに多くない!?

この他にも、自分の好奇心や勉強のため、有名・無名の珈琲店にほぼ毎週出かけてはその店の出す渾身の一杯を飲んで、珈琲豆店では必ずのように焙煎豆も購入し、、いろいろ自分に投資してきました。 今の目標の一つは「農園にいく!」です。来年6月くらいがターゲット。がんばれオレ!
珈琲豆購入履歴


コーヒー焼酎

「僕はコーヒーがのめない」の第3巻に出てくるコーヒー焼酎を作ってみました。紹介されているメアリー流レシピは以下のとおり。

<材料>
焼酎 200ml
コーヒー豆  100粒(15g)

<作り方>
焼酎に珈琲豆を入れて一週間置いてからフィルターで濾す。

さて、今回は焼酎に黒霧島(芋焼酎)を使ったので、ちょっとコーヒーの香りが負けちゃった感じなので、次回はもう少し癖のない麦焼酎でやってみようかな。

珈琲豆を入れた直後はこんな感じ。
珈琲焼酎開始

一日後には結構色づき始めて、1週間後はかくのごとし。
珈琲焼酎完成
どないで?

コピ・ルアック kopi luwak

今日は3連休初日だけど、それどころじゃない台風が来ていて、いつものサンプルロースターを使うのはちょっと厳しいので、発明工房 「煎り上手」を使って50gずつ、ちびちび色々焙煎しています。ホンジュラス・ハニー、ケニア・キリニャガ、タンザニア・アデラ、そして 先日のSCAJで入手した特別豆のコピルアックです。 そう、4000円/100g とかで売られている、超プレミアム豆です。ロンドンで飲むと一杯で5000円くらい取る店もあったとかいう話もあったなと思って検索してみると、

 http://www.most-expensive.coffee/

この The most expensive Coffee はカップ一杯で、$35~$100となっています!

生豆自体は特に特別な香りは感じず、欠点豆がほぼゼロの綺麗な薄いイエロー・グリーン。
この豆を焙いてみてまず思ったのは、豆の密度が高いのか、1ハゼまでの時間が少し長いこと。そして一度ハゼが始まると、元気よく爆ぜて、1分くらいの短時間でしっかり膨らんでシティローストに色付きます。通常より膨らみがよいようです。 さて、味の方は、、1日おいてからのお楽しみ。:-)
コピルアック

焙煎一日後、二日後と2回飲んでみました。
オールドビーンズのようにムスク香を感じさせる複雑な味わいで、多少雑味はあるものの、かなりのジューシー感、ボディ感があります。飲むとまずマンゴージュースのような甘酸っぱさがずっしりときて、そのあとのロングアフターテーストが秀逸。タダモノではない味わいだと感じました。
コピルアック・カップ


珈琲豆のソーティング

先日のQグレーダー体験セミナーの中で、生豆から欠点豆を取り除くソーティング作業に使ったのは黒いマットでした。そこで早速、黒いトレイを購入してみました。今までは白いトレイでソーティングしていましたが、確かに黒いトレイの方がちょっと具合がいいかもしれません。

黒いトレイ

ついでに、本日焙いたコロンビアウィラのアームズメソッド+フレンチローストの写真を掲載します。アームズメソッドは酸味が出やすいのでどうしたものかと思っていましたが、ミライシーズの伊藤さんから、アームズメソッド創始者の竹村さんは深煎りにしているよ、という話を聞いたのでやってみた次第です。豆の表面には全く火傷もなく、なかなか綺麗にフレンチローストが出来上がりました。味はどうかな。
フレンチロースト




Qアラビカグレーダーコース1日体験セミナー

先週は日本スペシャリティコーヒー協会主催のQアラビカグレーダーコース1日体験セミナーに参加してきました。場所はポートアイランドのUCCコーヒーアカデミー。珈琲最難関資格の一つ、Qグレーダーを目指す人達が24名ほどがグループに分かれて、朝から夕方までみっちり、ほぼ全教科を(さわりだけ)勉強します。

まずは味覚の鋭さを見るテスト。超薄い食塩水、砂糖水、クエン酸水をそれぞれ3段階の濃度で9種類の水溶液を使って、それらを混合した水溶液の内容を当てるというもので、いきなり難易度高いっす(^^;
Qグレーダー・センサリー


Qグレーダー・センサリー2

お次は、36種類、4グループ(Enzymatic, Sugar Browning, Dry Distillation, Aromatic Taints)のアロマをかぎ分けるテスト。こちらもわかりやすいものもあるけど、とても繊細な違いしかないものもあり、特訓が必要そうです。しかし、Le Nez du Cafeのアロマキットは4万円近くするらしい。(==)
Qグレーダー・オルファクトリー

グリーン・グレーディングは日々、生豆に触れている僕には比較的楽勝科目かも。
Qグレーダー・グリーングレーディング

Qグレーダー・グリーン豆

意外と難しいのがカッピングの記入。カッピングプロトコルを覚えて、短時間で書式に正確に記入していく必要があり、これまた特訓が必要そうです。(汗;

一覧はこんな感じ。本番は、6日間連続の研修・試験を受けて、期間中に8科目20試験全てに合格しなければならない、一回のテスト費用も33万円という超難関。でもいつかは取りたいぜぃ!
Qグレーダー試験内容




漫画でも勉強!?

前から気になっていた漫画をメルカリで7巻まとめて買いました。送料込みで1650円でしたが想像していたよりずっと綺麗な状態でした。コーヒーハンター川島さんの監修というのがミソです!

僕は珈琲が


パプアニューギニア6連続焙煎

以前、英国に赴任していた頃、車でフランスのブルゴーニュ地方に出掛けてはワインを100本くらい買って帰ったものですが、その際、シャトーで気に入ったワインは6本単位で買っていました。こうして同じワインを6回連続で飲むと、なんだか分かったような気になったものです。
同じ原理を適用して、パプアニューギニアを先週末2回、今週末4回と6回連続で焙煎してみました。1バッチが400gなので合計で2.4kgです。今日の4回は、通常のSingle焙煎が2種類、ダブル焙煎1回、それにアームズメソッド(50℃のお湯で生豆をチャフが出なくなるまでしっかり研ぐ。大吟醸珈琲)です。並べるとこんな感じです。

パプア・4種焙煎

綺麗さではやはりダブル焙煎が一等、図抜けていますが、さて味はどうなんでしょうか。2,3日経って飲み頃になったら順番に比べてみようと思います。アップするとこんな感じ。アームズ焙煎の豆面の汚さが目立ちますが、アームズの場合、飲み頃が2週間先になるという話もあり比較困難です。
パプア・アームズ焙煎
パプア・ダブル焙煎
パプア・シングル84%
パプア・シングル81%


ちなみに、昨日行った Buckle Coffeeのパプアニューギニアはこんな感じ。ハイローストでもさすがに綺麗で、フルーティで雑味の少ない味も脱帽ものです。

Buckleパプア豆


Buckle Coffee

昨日は大田区雑色のBuckle Coffeeに行ってきました。1か月前に日経新聞で取り上げられた直後は沢山の人達が一度に訪れて豆不足になるほどだったとか。https://bucklecoffee.com/

Buckleルワンダ450円

京急雑色駅を降りたら折しも地域イベント真っ最中で、地元のオジサンバンドがベンチャーズをガンガン演奏するのを横目に、商店街を抜けて、町工場地帯に外れていくとそこにポツンとありました。見ての通り町工場そのままで、実際に自動車修理工場も兼ねているらしい。完全オープンな店舗ですが、左右に首を振る冷風扇がとても気持ちいいのです。
Buckle珈琲店

今回もルワンダを注文してみました。アイスコーヒー。10分ほど頂きますよ、ということでしたが、作り方を見て納得、大満足。こんな感じです。ハイローストのルワンダ23g(多い!)を、ほとんどエスプレッソ挽きかと思うほど細かく挽いて、95℃くらいの高温のお湯でビーカーにペーパー抽出します。抽出後に別のビーカーと行ったり来たり3,4回繰り返してデキャンティングしながら40℃くらいまで冷ました後、角柱状の氷を入れたカップに注ぎます。しっかり冷えた後に、さらに新しい角柱氷を2本追加してやっと完成。これで450円はコスパ高過ぎ!! 感動の味です!

Buckleアイス作り方


もちろん帰りには豆を少々。1つはマイブームのパプアニューギニア・トロピカルマウンテン。
注目すべきは赤いサークルの中。消費期限ではなく、きちんと焙煎日が書かれています。こういう店は信頼がおけます。
Buckle購入豆


生豆のハンド・ソーティング

Speciality Coffeeがごく身近になってきて、最終的なカップの味が豆の見た目や大きさだけで決まるものではないことが広く認識されてきました。個人自家焙煎が大手業者に勝つためには、ハンド・ソーティングを真面目にやることが最重要だと思います。ちなみに、ハンド・ピッキングは珈琲の木から豆を手で摘み取ることで、悪い豆を選別して取り除く作業は英語では Hand Sorting です。
Sorting(パプア)
これはパプアニューギニア・タイガド・クラッシックという豆で、珈琲輸入業者のワタルさんから購入したSpeciality Coffee豆ですが、見た目はとても悪く選別困難な部類です。僕のソーティング速度は、焙煎のバッチ一回分(400g)で5分です。というかタイマーをかけてここを目指します。
Sorting前後
Sorting6袋完成

昨日は頑張って6バッチ分の選別をまとめて行いました。これを焙煎するとこんな感じです。
1ハゼ開始から2分40秒で煎り止め、シティーローストです。とてもいい香りがします。
抽出すると、上質なティピカ種やゲイシャ豆のようにフルーティで紅茶の香りがします。ストレートで何杯も飲めてしまう軽く爽やかな味わい。コスパが非常に高い!
パプア焙煎後


ブラジル・グアリロバ農園

先日の東京カフェ・ショーのブースでお話させて頂いた「Mirai Seeds」の伊藤マルセロ社長から本当にグアリロバ農園のサンプル豆が届きました。ナチュラル精製が3種類とレッドハニーが1種類でそれぞれ400gずつ。僕の焙煎バッチサイズに合わせてくれたもの。早速、ブラジルブルボンとイエローカトゥカイ(レッドハニー)を焙煎してみました。まずブラジルブルボンのフルーティーさに圧倒されました。エチオピアのイルガチェフェの高級ナチュラル豆に近い香味。う~ん、いい香り。 レッドハニーの方は本日アームズメソッドで焙いたので数日寝かせてから賞味します。ちなみにこの豆、お高いのかと思ったら、いつも自分が買っているものと同価格帯。5Kgで8000円前後でこの品質とは驚異的!

https://www.miraiseeds.com/categories/1772461

グアリロバ農園

しばらくここの豆ばかり購入してしまいそう。。

LITHON ホームロースター

クラウドファンディングのMAKUAKE。次々と興味深いものが登場して目が離せません。
この写真は、職場の同僚が注文したホームロースター、LITHON ホームロースター RT-01を、残業時間帯の職場で焙煎した時の様子。付属していたペルーの豆を2段階に焙いてみました。
https://www.lithon.co.jp/product/cooking/ホームロースター-rt-01/

最初、給湯室で初焙煎しようとしたけど、天井に火災報知器があるのを見て断念。(^^;
結局、太鼓リールで電源を引っ張ってベランダで焙煎。
ライソン職場焙煎

ライソン焙煎機
2万円の焙煎機だけあって、焙煎加減は極端に異なる2段階のみ。残念ながら味はどちらも今一つでした。やはり小型の電気式だと、こういう味になってしまうのかなぁ。

アームズメソッド珈琲焙煎

今年もまた東京カフェショー ( http://cafeshow.jp/) に入り浸ってきました。水~金と3日連続で会社を休んで! 珈琲を飲み過ぎたからか、変な試食を食べ過ぎたのが原因か分からないけど、2日目からはビオフェルミンと胃薬で胃の中を中和しながらヒタスラ歩き回りました。面白かった!!

その中で特に興味深かった「ブラジルコーヒー講習会」に参加して聞いた話、アームズメソッドという焙煎方法について書きます。簡単に言うと、焙煎直前に生豆を50度のお湯で綺麗に洗ってから焙煎する、というもので、お腹に優しく、しかも長く劣化しない珈琲が焙煎できるらしい。で、早速やってみました。用意したものは野菜の水切り、これ必需品! 洗った珈琲生豆を入れてグルグル回して脱水します。使った豆は、スペシャリティ珈琲のワタルさんから仕入れたばかりのパプアニューギニア・タイガド・クラッシック。

焙煎してみると、お湯で温もっているので100℃まではスムースに上がり、その後は通常焙煎と比較して2分くらい余分にかかって温度上昇する感じ。当然、1ハゼまでの時間も2分ほど長い。焙煎後の豆面はちょっと、のぺーっとした感じで艶がなく見た目は今一つ。味の比較は少し寝かせてから。

アームズメソッド0
アームズメソッド1
野菜の水切り💛
アームズメソッド2
左がアームズメソッド、右が通常のやり方で焙煎したもの。分量も豆の種類も同じ。でも焙煎度合いは異なります。

それはそうと最終日の帰りに東急ハンズに野菜の水切りを探しに立ち寄ったら、こんなものが置いてありました。まさにアームズメソッドと同じ発想。しかし大吟醸珈琲とは!(もちろん買わない…)
大吟醸珈琲




先週のコロンビア・ウィラのカッピング

先週、2回連続で焙煎したコロンビア・ウィラを、カッピングで比較してみました。

一応、10gずつきっちり計って、コーヒーミルに最初に同じ豆を数粒入れて前の豆の匂いを残さないようにして、同じカップに入れるところから準備。95℃のお湯を120ccずつ入れて香りの変化を確かめながら、4分待ってブレイクして、さてカッピング。当然ながら微妙な差過ぎてなかなか区別がつかないけど、何度も確かめて、最初に少し時間をかけて焙いた82.9%の方が微かに酸味が心地よく美味しいという結果。冷めたものをカミさんにも比べてもらったら、あっさりと、82.9%の方が香りがいい、と断定してくれました。ほんまかいな。
ウィラカッピング1
ウィラカッピング2
いずれにせよ、コロンビアウィラは美味い!

1ハゼからの時間と焙煎再現性

今日はコロンビア・ウィラ(アソプカファ無農薬)を400gずつ2回続けて焙きました。
どこまで同じ状態に焙煎できるかに挑戦、ということで!
特に今回は「1ハゼ開始から焙煎終了までの時間を揃える」というテーマで取り組みましたが、結果はなかなかのもんでした。2回目は焙煎機の余熱がかなり残っていて、100℃までの上昇は新記録の1分47秒。1回目が100℃まで3分ちょうどだったのでこの時点では大きく差が出ましたが、1ハゼに近づくにつれて少しずつ近くなり、最終的には1ハゼ後に2分43,44秒で煎り止めした時の時間差は40秒でした。

焙煎後の重量を測ってみると差は0.9g目減りが重量比で83% +- 0.1% となり、見た目も膨らみ具合もまずまず同じに仕上がりました~。 あとは味です。明日にも比較カッピングしてみよっと。

コロンビア焙煎再現性

そうそう、今日はいつものワイルド珈琲ではなく、スペシャリティ珈琲で有名なワタルで豆を買ってみました。 https://www.specialty-coffee.jp/
届くのが楽しみ~

1) コロンビア アルト・デル・オビスポ ラ・エスペランサ農園  (5kg  ¥ 7,722) コロンビア種
※トップスペシャリティ珈琲
カッピングプロファイル
ピーチ、アプリコット、グリーンアップル、ブライトアシディティ、ミルクキャラメル、ラウンドマウスフィール、ロングアフターテイスト

2) パプアニューギニア タイガッド・クラシック  (5kg  ¥ 6,372) アルーシャ種(ティピカ)
※スペシャリティ珈琲
カッピングプロファイル
フローラル、アプリコット、ライム、タンジェリン、ココア、スムースマウスフィール

マンデリンの焙煎

少し前に、いつものワイルド珈琲にてマンデリンG-1リントン・ラスナの生豆を1Kg(2410円)購入しましたが、これがなかなか手強く、「煎り上手」で2回ほど試し焙きしたけどなかなか芯まで火が入らないのか枯草っぽい匂いが残ってしまい、どうしたものかとしばらく放置していました。

本日一念発起して、我がメイン機のユニオン・サンプルロースターで300gをフレンチロースト(2ハゼに入って1分強)まで焙煎してみました。マンデリンは表面に油が浮くほど深く焙煎しても実際にはフルシティ程度の焙煎加減、という話がありますが、さすがにここまで焙くと重量比で77.6% (300g→232.7g)となっていました。ちなみに同じく今日、2ハゼの頭(フルシティ)まで焙いたコロンビア・ウィラが 83.7%で、並べるとその差は歴然。
マンデリン対コロンビア

半日置いたこのマンデリンを18g, 150ccでネルドリップしてみたら、とても良い香りで、苦み加減も良好でした。あと2,3日寝かせればもっと美味しくなりそう💛


焙煎再現性に挑戦

今日は朝から雨が降っていたので家の中だけで焙煎。いつものサンプルロースターでは煙が出過ぎるので、サブ機の「煎り上手」を使って、ガテマラ・ステイゴールドを50gずつ2回焙いてみました。焙煎時間は9分10秒前後、2ハゼ開始は8分50秒で同じ。一方1ハゼ開始は2回目の方が20秒ほど遅く、煎り止めはそれぞれ1ハゼから2:30と2:10秒。2回目の方が最後の5秒ほどをバチバチやってしまったためか、焙煎後の重量は 41.9g, 41.3gと2回目が少し深くなってしまいました。見た目はこんな感じ。同じ焙煎をするのは難しいっす。
焙煎再現性1
焙煎再現性2

出張中でもマイ珈琲

先週から2週連続の中国出張でしたが、ふと思い立って今回は自分で煎った珈琲豆を1杯分ずつ挽いてアルミパックに入れたものを2杯分ばかり、さらに珈琲問屋で以前カッピング用に使おうと2,3個まとめ買いしたプラスチックのサーバー(100円也)と円錐型ペーパーの3点セットを旅行鞄に忍ばせて持っていきました。これがなかなかバッチリで、朝一番に美味しい珈琲が飲める幸せを満喫。

中国でも珈琲_
ここは成都のローカルホテル(英語も日本語も通じない)です。
10階の部屋の床まで広がる窓から下界を見下ろしながら飲む珈琲は最高でした!

焙煎度合いと味の変化

なるべく短時間で豆温度を上げる焙煎実験には先週で一段落つけたので、今週からはまたスロースタート焙煎に戻しています。といっても火力は常に最大で開始するし、気温も高いので、あとはロースターを回す速度を上げることと、1ハゼ開始後、1.5~2分で火力を少し下げること、くらいですが。今週末はコロンビア・ウィラとタンザニアのアデラ・マハレのMIX。特にコロンビアの方は、1ハゼ後を2分ちょうどで止めたものと、4分34秒で止めたものを2種類 焙いてみました。同じ400gの分量で、焙煎時間はトータルで12分44秒(シティロースト)と15分26秒(フルシティ~フレンチ)、水分量の変化は85.5%と81.6%でした。見た目の違いは下の写真のとおり。
コロンビア2種焙煎

結論として、フルシティの方はストレートだと少し苦みが強めだけどミルクとの相性がバッチリ、シティローストの方は、甘みを感じる軽やかな酸味となんとも芳醇な香りでストレートで良好。まぁお好み次第という結果。やはりコロンビアはどう焙いても美味しい豆なのかも。

新記録

この4月くらいから焙煎時に温度計を使うようになり、何秒で目的温度に達しているかをメモしています。そうするとどこまで短時間で100度や150度に到達するか、ロースターをゆっくり回すことでつい記録更新を狙うわけですが、本日は朝から真夏の気温で、メキシコ・オアハカの豆でめでたく100mならぬ、100℃上昇までの記録更新

<5/26>  メキシコSHG・ハニー・オアハカ無農薬 400g  -> 338.4 (84.6%)
100℃  2:03
150℃  4:24
200℃  7:59
210℃  9:12
219℃  1ハゼ開始
220℃  11:00
2ハゼ開始 13:00
煎り止め 13:12 

という具合。1ハゼはいつもどの豆でもほぼ215℃なのですが、急いだせいか219℃と高め。実は210℃を超えたあたりから、ときどき気の早い豆がバチッ、バチッと爆ぜることもあったのですが。
Mexico短時間
ちょっと膨らみが足りないかなぁ・・

ちなみに、同じ豆の4/16のデータはこんな感じ。火力はいつも最大で分量も同じ400gなので、違いは外気温と回す速度のみ。真冬と真夏では同じ焙煎度までの時間が恐らく3分以上の開きがありそうですが、これが味にどう影響するのかを研究するのはこれからの課題です。

<4/6>  メキシコSHG・ハニー・オアハカ無農薬 400g -> 334.7g (83.7%)
100℃  3:42
150℃  6:41
200℃  10:39
208℃  1ハゼ開始 (11:33)
220℃  13:20
2ハゼ開始 15:20
煎り止め 15:42 
------------------------
(後日談)
今回の焙煎は少し失敗でした。2ハゼの初めまで焙いたにも拘らず、少し鋭い酸味が残ってしまい、特に濃い目に淹れると、いつものまろやかな味ではなく、キツい味になってしまいました。やはりこの焙煎機では急がずに少しじっくり目に焙いた方がいいのかも。

珈琲杖

ネルドリップ協会推奨の店は、草枕とか長月とかとかハトとか「うず」とか変な名前の店が多いけど、自分ならどう逆立ちしても出てこない極めつけ店名の「」さんに行ってきました。西永福に用事があったので、ヨドバシ通販で有名な日本一小さな自家焙煎珈琲店「たまじ珈琲」の店でまずキリマンジャロ230円也を飲んでから、たらたらと吉祥寺に向けて歩き出し、井の頭公園の手前、久我山の住宅街にさり気なくあるのを発見。Google map がない時代なら発見難易度が相当に高い店です。古民家的佇まいの戸を開けて、靴を脱いで2階に上がると、そこは薄暗くてなんとも不思議な空間。なんなんでしょう、これ。こういう場所が好きな人種はかなり少数派だと思われますが、僕もその一人だったりします。
珈琲杖
「杖」という店名はてっきり老人ホーム(っぽい建物)が裏にあるから付けたのかと思ったら、マスター曰く、ヒラメキで付けたとのこと。どんなインスピレーションやねん。

混合焙煎

昨日、自分としては初めて混合焙煎に挑戦してみました。ガテマラ・ステイゴールド6、パプアニューギニア・キンデンエステート4、ブラジル・イエローブルボン2、で合計400gといった配分で、要するに中途半端に残っていた生豆を組み合わせてみました。特にブラジルは2年以上置いた豆で少し小粒だったので先に焦げてしまうかと心配しましたが、結果としてはまずまず綺麗なフルシティローストに仕上がりました。1ハゼ開始が早い豆(ブラジル?)が9分43秒、遅い豆が10分35秒、2ハゼ開始が14分50秒、煎り止めが15分17秒。流石に1ハゼ開始はバラつきましたが、最終的にここまで揃うとは意外でした。
混合焙煎

ちなみに一回の焙煎で出るチャフの量はこんな感じです。連続焙煎するときは熱くて掃除できないので、これを残したまま次に行きますが、これの影響については今のところ感じられません。もしチャフをドラムの中にどんどんためると最後は火がついてしまうのかな。
チャフ一回分
チャフはそのまま焙煎機を振ってもあまり出てきませんが、こうやって分解すると内側の金属と外枠のドラムの間から沢山出てきます。


ギャラリー
  • 超高速フレンチロースト
  • 超高速フレンチロースト
  • 超高速フレンチロースト
  • 超高速フレンチロースト
  • 超高速フレンチロースト
  • 超高速フレンチロースト
  • 超高速フレンチロースト
  • 伝説の店、珈琲美美に行ってきた
  • 伝説の店、珈琲美美に行ってきた
カテゴリー