香豆火珈琲 (Kaz - Feel - Coffee) - 引越し済


KAZUHICOFFEEは 2021/11/11に開業いたしました。 屋号はそのままKAZUHICOFFEEです。

新HP: https://kazuhicoffeelab.com/
旧HP: http://www.kazuhicoffee.com/
Base: https://kazuhicoffee.thebase.in/

今はまだ珈琲豆のネット販売と時折行う焙煎教室だけですが、これから珈琲の家庭焙煎や小型焙煎機のコンサルティング業という分野を開拓したいと考えております。まずは発明工房さんの「煎り上手」や安価な小型ドラム型焙煎機などにちょっとした装置をつけて、焙煎プロファイルがリアルタイムに見えるようにすることで、短期間で焙煎の技術を学んだり、既に焙煎を開始されている方の技術が上達するようなプログラムを用意したいと考えております。これからまだまだやること山積ですが、まずは出発致しましたことお知らせ致します。 珈琲が仄かに好きという皆様が、もっともっと本物の珈琲のことを知って楽しんで頂けるようにすることが次の自分のミッションだと考えております。家庭用サイズの小型焙煎機を海外から輸入して販売する等も計画しております。皆さまが美味しい珈琲をいつでも気軽に楽しめるようにすることを全身全霊でサポートしたい!!

2020年02月

雨の日の珈琲とチョコ部族

春一番の強風で空から雲が一掃されて見事な青空だった本日は、前から行きたかった「雨の日の珈琲」という珈琲屋に行きました。場所は柏駅から徒歩五分ほどで、まずまず行きやすいところにあります。

ごく小さな店ですが、中に入ると並べてある豆の尋常でないセレクションにまず驚かされます。
しかもそれらを370円ほどで飲ませてもらえるのです。素晴らしすぎる!
雨の日オンパレード

まず、一杯目がコスタリカ・ファラミ・ブルボン・レッドハニー。いきなりズドーンと深煎りなのにフルーツ感たっぷりの重厚な味。相棒のK氏は最近ちらほら見るようになってきたセラード珈琲のブラジル・フルッタメルカドンを注文。持参の紙コップでお互いに味見。(^.^) こちらも凄い。酵母で発酵させた味は一度飲んだら次は絶対に見分けがつく特徴的なもの。
雨の日コスタリカ


2杯目は久保田店長お勧めの、同じくコスタリカ、モンテコペイ・ラ・メサ、イエローハニー精製のCOE級の豆。同じコスタリカでもまた異なるフルーツ感に痺れます。超絶もの。相棒は最近はイルガチェフェを抜いてエチオピアNo.1の高級品になったという話のグジ地方の G1 豆。これも高貴な紅茶のようなフレーバーが実によい。
雨の日モンテコペイ


 そして途中で、店長のサービスの水出し珈琲を少し。こちらはマンデリンベースのブレンドだそうで、まさにマンデリン系の味なのですがなんとも上品、かつ爽やかなフレーバーで、ちょっとリキュールのような感じは琥珀の女王的な味わいですが、クリームなし、甘みなしの極上品。右のような器具で水出し抽出するそうです。(真ん中に珈琲粉を入れると、上部に入れた水が一滴ずつ落ちる)
雨の日水出し珈琲

3杯目は店長の勝負珈琲というケニア・キアニャガAAの深煎り。これがなんとも不思議な珈琲で、まるで10年以上寝かせたオールドビーンズのような深みと円やかさ、そして複雑なアロマと深いフレーバーに圧倒されます。しかも冷めれば冷めるほど美味しさが増すもの。う~む、う~む。
雨の日ケニア

ちなみにこの「ニャガ」というのは鳥という意味だそうです。
結局、このケニアとホンジュラス・ラ・フロレンシア、ティピカを100gずつ買って帰りました。
さて家で淹れてもあの味が出せるのか、楽しみ~ 
なにしろ、雨の日の店長は一杯に30g近くの豆を惜しげもなく使ってペーパードリップしますので!

ところで、この店に隣り合っているチョコレート工房がまた凄いのです。
Tribal Cacao(チョコ族)という店。
雨の日とTribalCacao

店長の橋本さんはとても気さくで、気前良くも全種類のチョコを試食させて頂きました。
どれも美味しく、こちらも大いに迷って、マダガスカルとハイチのチョコ、それにバレンタインの特製乾燥イチゴの付きチョコを買って帰りました。栃木のイチゴ以外は、材料は全てカカオとシュガーのみというピュアなクラフト・チョコです。この店のチョコの包み紙のデザインとロゴは、雨の日の珈琲の
久保田店長によるものだそうです。驚き! 仏像も彫るそうです。 (@_@)
TribalCacaoチョコセレクション

店内で目の前でチョコを作っています。
TribalCacao作業
TribalCacaoチョコドリンク

小さい方の板チョコ(650円)を1.5枚分も使った超豪華ホットチョコレートは600円。少し計算が合わないが、そんなことはどうでもよいや。とにかく豪勢過ぎるぜ!

スターバックス・リザーブ・ロースタリー

SBReserve外観SBReserve焙煎機店内
SBReserve店内

この写真を見てピンとくる人は、珈琲好きか都内の方でしょう。
ここスターバックス・リザーブ・ロースタリーは、通常のスタバとは全く別種の店で、店内はまるでディズニーランドのアトラクションかと思うほど凝っています。しかし3,4階まで上るとよくわかりますが、FAKEではなく実際に焙煎して袋詰めまで店内でやっており、お洒落な店内は実際は工場そのものです。しかし超人気で、店内に入るためだけに整理券発券所が別の建物にあり、待つこと45分でやっと店内に。オーダーの列がまた15分ほど。そしてテーブルがなかなか見つからない( ;∀;)

SBReserveパッキング

で珈琲はどうか、と言えば、まず驚くほど高い。一杯が1000円~という感じ。(^^;
長男と二人で2杯、フォカッチャとティラミスと頼んだら、4136円でした。う~む。
SBReserve注文品

珈琲はやはり深煎りで、ただ通常のスタバのコーヒーとはやはり段違いに美味しさがあり、良いフレーバーがあります。そして添付のカードがやたらと美しい。
SBReserveGravitasラべル
SBReserveGravitasブレンド

中目黒、山手通りの一等地に大きな場所を占めるこの店、今は大繁盛ですが、さていつまで続くのでしょう。 昨年末行って、カッコよさにちょっと度肝を抜かれた渋谷の NOZY COFFEE はその直後にいつのまにか経営破綻していたのでした。

スターバックス・リザーブ店のアメリカンな豪華さに圧倒された後は、飲み直しに阿佐ヶ谷のBneiさんにいきました。この店はこじんまりしていて、でも店内に富士珈機のディスカバリー焙煎機が素敵に置かれていて、とても落ち着きます。そして魅力的な店主が20gの豆で丁寧に淹れてくれるネルドリップはとても美味しい。やっぱりこっちの方がいいなぁ。
Buneiイルガチェフェ

エチオピア・イルガチェフェ・ナチュラル 570円

カフェスタイル・コジロウについて思うこと

先週末に久しぶりにカフェスタイル・コジロウさんに行きました。
年末に行ったザ・ミュンヒのマスター田中完枝氏が唯一、誉めていたのがここでした。

今回飲んだ2杯のうち、写真のものはスマトラ・タイガーという豆のオールドクロップ。確か12,3年くらいだったかな。コジロウのマスターは銀座ランブルで15年くらい修業されたそうだけど、ここのオールドクロップは写真のように浅煎りに仕上げるため、かなりの酸味があります。前回飲んだ2002年のコロンビアも結構酸味を感じましたがこちらはムスクの香りが独特でなんとも上品な味わいでしたが、今回のスマトラ豆はちょっと酸味がきつ過ぎました。こちらは900円くらい。1杯目に飲んだオールド豆でないメキシコ豆のネルドリップ(630円)の方が普通に美味しく感じました。

取っ手のないランブル・カップは上から見ると実に美しい…
コジロウ・オールドマンデリン


コジロウさんの独特のネルドリップのスタイルはとても面白いのですが、あとを継ぐ人はいるのか訊いてみたら、「バイトを雇う余裕はない」とのことで、改めて訪れて思ったのはオンリーワンの道を行くのも大変だな、ということでした。もしかしてこういう店は10数年後には絶滅するのかも、と思うと少し淋しいなぁ。
コジロウスタイル

下北沢の珈琲店

下北沢と言えばカレー激戦区で歩き回るとソソられるカレー屋さんが次々と現れます。
ということでお馴染みK氏と下北沢で落ち合ってまず「茄子おやじ」さんにて腹ごしらえ。
景気よくスペシャル(全部入り)1300円を注文。美味い! 旨過ぎるぜ!!
ナスおやじカレー

お腹が膨らんだところで、本日の第一目的地、筋金珈琲焙煎所へ。
怪しげな店名とマニアックな店構え、横を通るたびに気になっていましたが、本日ついに入店。
筋金珈琲店構え1

店内は古民家風で薄暗く、レトロな木のテーブルや調度品に期待が高まります。
珈琲はちょっとお高め一杯770円。
店長自慢のチーズケーキのセットが1100円くらいだったかな。
筋金珈琲店内
筋金珈琲説明文

取り合えず珈琲は店長一押しの「すじがねブレンド」を注文。
バーチカルブースターなるものを使っているとのことで、何じゃろ、と思って後で見せてもらったら、なるほど珈琲粉の層を分厚くさせるためのプラスチックの円柱枠のことでした。

筋金珈琲ケーキセット

チーズケーキはさほど特別感はないが、まあ普通に美味しいもの。
珈琲はカリタのウェーブペーパーを使っているけど、件のブースターのお陰か点滴ネルドリップ風で、苦みが円やかでなかなか飲みやすい。
ただし、こちらも店構えほどのインパクトはないかなぁ。

これが500円くらいならねぇ( ^ω^)・・・
それにしてもテーブルのカーネーションが、なんだか仏壇のお供え物みたいじゃ。(^.^)

筋金珈琲店構え2
よく見ると、建物自体なかなか古めかしい。以前はここは何の店だったのかな。

以前紹介した珈琲屋「うず」さんがほんの少し先にあるのでついでに店前まで行ってみると、こちらは元がどうやら床屋。わかりやすっ(^.^)
珈琲屋うず床屋

ついでに「カレーの惑星」さんは見るからに元は写真現像屋だ! (^O^)/
下北沢カレーの惑星

さて本日2軒目。
前から行こうと思っていたイタリア式本格エスプレッソで有名な Bear Pondさん。
狭い店内は外人さんだらけで、実に外国っぽい。
BearPond店内

カフェラッテを頼んだら綺麗な❤のチューリップでした。
飲んでもなかなかデザインが崩れないのは流石。
サードウェーブ系の酸っぱいラッテではなく、まさにイタリアの味。
なかなかいけます。(^_-)-☆
BearPondカフェラテ

BearPondを外から見るとこんな感じ。この店もやっぱり… 
下北沢近辺の店は入れ替わりが激しいようでも建物は居抜きが多いようで。

BearPond店構え

今日は天気は良くてもとても寒い日だったので、この後は早々に解散しました。

珈琲工房K氏宅

昨日は珈琲仲間のK氏宅にて焙煎三昧してきました。

K氏はれっきとしたサラリーマンですが、何と自宅にFUJI ROYALのディスカバリー焙煎機を持っているというマニアぶり。僕もサラリーマンとしてはそれなりに色々と珈琲器具は揃えてきましたが、K氏には全然及びません。ということで、ディスカバリーを触りにK氏宅へゴー!

お家に上がらせていただき、ディスカバリーだけでなく色々高価な珈琲器具と生豆のコレクションも見せて頂きちょっとビックリ。はんぱないマニアぶりです。

とにかく今日は焙煎パーティとばかりにルワンダから始まり、コロンビア、ガテマラ、コピルアック、ゲイシャなどSpecialty豆、Premium豆ばかり6回バッチほど焙煎。一つ終わるごとに試飲していたので、最後はちょっとタプタプ気味。

こういうやつです。一度に250gまで焙けます。金色がまぶしい意外とマニュアルな焙煎機。
K工房-Discovery0

素早い冷却能力は脱帽もの。窯からだして1~2分で冷えます。
K工房-Discovery

K工房-Discovery2

品質の高い攪拌羽で一粒残らず綺麗に出てきます。(当たり前か)

この角度もカッコいいな。蒸気機関車みたいだ。
K工房-Discovery3

とっておきのKopi Luwakも持ち込んで、少し浅めの焙煎に仕上げてみました。
K工房-KopiLuak

パナマのゲイシャです。これも買えばかなり高価なものなはず。
K工房-Geisha

焼いた豆は全て仲良く折半。(^_^)v
K工房-焙煎豆

とても楽しい一日でした。また行きたい!
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