香豆火珈琲 (Kaz - Feel - Coffee) - 引越し済


KAZUHICOFFEEは 2021/11/11に開業いたしました。 屋号はそのままKAZUHICOFFEEです。

新HP: https://kazuhicoffeelab.com/
旧HP: http://www.kazuhicoffee.com/
Base: https://kazuhicoffee.thebase.in/

今はまだ珈琲豆のネット販売と時折行う焙煎教室だけですが、これから珈琲の家庭焙煎や小型焙煎機のコンサルティング業という分野を開拓したいと考えております。まずは発明工房さんの「煎り上手」や安価な小型ドラム型焙煎機などにちょっとした装置をつけて、焙煎プロファイルがリアルタイムに見えるようにすることで、短期間で焙煎の技術を学んだり、既に焙煎を開始されている方の技術が上達するようなプログラムを用意したいと考えております。これからまだまだやること山積ですが、まずは出発致しましたことお知らせ致します。 珈琲が仄かに好きという皆様が、もっともっと本物の珈琲のことを知って楽しんで頂けるようにすることが次の自分のミッションだと考えております。家庭用サイズの小型焙煎機を海外から輸入して販売する等も計画しております。皆さまが美味しい珈琲をいつでも気軽に楽しめるようにすることを全身全霊でサポートしたい!!

2019年10月

サイフォン珈琲の芸術

今日は野暮用で横須賀に出掛けましたが、横須賀も横浜同様、珈琲の不毛地帯であることがよくわかりました。汐入からドブ板通りを抜けてそのまま戦艦三笠へ、そして横須賀中央駅へと縦横無尽に歩き回りましたが、珈琲に関しては目ぼしい店は何もないと断言! (ただし2019/10/27 現在)
で、横須賀でランチといえばカレーかネイビーバーガー。実は自分的には珈琲の次に執心しているものがカレーだったりしまする。しかし海軍カレーの派生バージョンはこんなにあるのね。:-0
色んな戦艦の名前がついたものはまあ理解の範囲として、潜水艦部隊カレーとか、スカジャン・カレーとか、一体どんな具材が使われているのやら。とりあえず無難にベンガルのドライカレーを食す私(^^;


横須賀カレー

仕方がないので早々に家に舞い戻り、昨日焙煎したエチオピア・イルガチェフェ・ナチュラル・コンガのシティローストを使って、ちょっと気合を入れてサイフォン・コーヒーを入れたら、珈琲液をフラスコに落とした後の様子が御覧のとおりの盛り上がり。素晴らしい! (自画自賛)
東急ハンズに取り寄せてもらい、やっと入手したアルコール・ランプの風防のお陰で火が安定して、気のせいかランプを取り除いた時の吸引力もいい感じ!?
Siphone盛り上がり
Alcoholランプ

カッピング・マニア

Speciality Coffeeを名乗るためには、Qグレーダーの資格を持つ人たちがカッピングという儀式をもって点数をつけるわけですが、80点以上で Speciality Coffee、そのうえには Top Speciality Coffeeだとか、Top of Top だとか庶民の手の届かない値段が付くものがあります。さて、このカッピング、厳密なプロトコルで準備するのは相当に大変で、珈琲豆は焙煎後8時間以上安置、しかし24時間以内に使用、に始まって、焙煎は8分以上12分以内、アグトロンやカラートラックという装置で厳密に色を調べて、直前まで密封容器で匂いが移らないように保存。カッピングには各サンプルを5杯ずつ用意。水150mlに対して15分以内に挽いた珈琲粉 8.25g(±0.25g)いれる等々。まあ個人で出来る代物ではありません。

一方、最近では色んなところでカッピングの簡易版が行われています。僕が最初に経験したのは丸山珈琲の尾山台セミナールームで開催のものでした。その後は丸山珈琲さんだけで4回ほど、展示会ではチョコチョコとあちこちで試しています。

今月は表参道の丸山珈琲のイベントに2回、そして本日は LIGHT UP COFFEEさんのイベントに参加してきました。赤いサークルが自分が一番良いと思ったものです。丸山珈琲では2回ともピーチ・フレーバーの珈琲を選んでいました。国はボリビア、ホンジュラスと異なりますが最近よくCOEでゲイシャにも勝ってしまう栽培品種のカトゥアイです。本日の一番は、自分の焙煎でも気に入っているグアテマラ・ウエウエテナンゴでした。 少しずつ目利きが上達しているような、、してないような。でもとにかく楽しい~❤
MaruyamaCupping1 10/7 開催
MaruyamaCupping2 10/24開催
左端のBrazil Naturalと右端のゲイシャ種以外の真ん中3つは正直よく似ていて、なかなか区別がつきませんでした。まあ一般人には全く同じ価値でしょう。価格もまあ近いですが、場所は全然異なる!

こちらはLIGHT UP COFFEEのもの4種類。台湾阿里山の珈琲は珍しい!
LightUpCupping1 本日開催
LightUpCupping2
サンプルが1つずつ、というのは、ちと寂しい。でも場所が狭いので仕方ないかな。
あと、ちょっと驚いたのは、LIGHT UPでは浅煎り豆を使うので飲み頃は2~3週間後としているそうで、カッピングにも9/26焙煎とか10/10焙煎とかかなり古い(!)ものを使っていたことです。
Speciality Coffeeを仕切っている CQI (Coffee Quality Institute) 珈琲品質協会に言わせれば、きっと完全に邪道、ということになりますかなぁ。(^^;




 


いわく付きサイフォン珈琲!?

30年近く前になりますが、厚木の国道129号線沿いに「ポプラ館珈琲」というマニアックな店がありました。一見さんにはちょっと入り辛い独特な雰囲気の店構えで、でも中に入ると、とびきり美味しい珈琲をサイフォンで淹れてくれていました。一杯2万円の珈琲(カフェ・ロワイアル・ルイ13世)で有名だった店です。当時、突然閉店してしまい驚かされたわけですが、噂では何らかの投資に失敗したオーナーが夜逃げした、という話でした。
と思って、ちょっと検索してみたら、なんとまた厚木で復活しているではありませんか! 驚き!!
早速行ってみなきゃ。(^^;
http://popurakan.com/#whatp

それはそうと、当時ここのサイフォン珈琲があまりにも美味しいので、店で売っていたサイフォン器具(TAYLI社製) 5000円也を購入したものが、ずっと食器棚に眠っていたのを25年ぶりに復活させました。使えなくなっていたネルフィルターとアルコールランプを東急ハンズで揃えて、とりあえずやってみました。おお、結構いい感じじゃん。楽しいし。しばらくなるべくこれで行こう、と思う次第で。(^^)
SiphonCoffee




コーヒー焼酎

「僕はコーヒーがのめない」の第3巻に出てくるコーヒー焼酎を作ってみました。紹介されているメアリー流レシピは以下のとおり。

<材料>
焼酎 200ml
コーヒー豆  100粒(15g)

<作り方>
焼酎に珈琲豆を入れて一週間置いてからフィルターで濾す。

さて、今回は焼酎に黒霧島(芋焼酎)を使ったので、ちょっとコーヒーの香りが負けちゃった感じなので、次回はもう少し癖のない麦焼酎でやってみようかな。

珈琲豆を入れた直後はこんな感じ。
珈琲焼酎開始

一日後には結構色づき始めて、1週間後はかくのごとし。
珈琲焼酎完成
どないで?

LIGHT UP COFFEE・飲み比べセット

中央線の高円寺から吉祥寺にかけては珈琲好きの聖地ならぬ聖エリアなわけですが、吉祥寺ならここ、LIGHT UP COFFEEさんの飲み比べセット680円がとてもユニークで楽しいのです。

今回は、ケニア、グアテマラ、エチオピアのシングルオリジン豆で、全く異なるフレーバーがそれぞれ魅力的でした。添付されてくるカッピング・プロファイルを見ながらチビチビやると「うーむ、確かにそのとおり」と深く納得してしまいます。いつか自分の店を始められたら、飲み比べセット、やりたいなぁ。

http://lightupcoffee.com/
LightUp飲み比べ


と、ウェブサイトを見ていたら、今週末にカッピング・イベントがあるのに気が付いて、しかも定員4名のうちチケットは残り1枚ということで速攻で申し込んでしまいました!

コピ・ルアック kopi luwak

今日は3連休初日だけど、それどころじゃない台風が来ていて、いつものサンプルロースターを使うのはちょっと厳しいので、発明工房 「煎り上手」を使って50gずつ、ちびちび色々焙煎しています。ホンジュラス・ハニー、ケニア・キリニャガ、タンザニア・アデラ、そして 先日のSCAJで入手した特別豆のコピルアックです。 そう、4000円/100g とかで売られている、超プレミアム豆です。ロンドンで飲むと一杯で5000円くらい取る店もあったとかいう話もあったなと思って検索してみると、

 http://www.most-expensive.coffee/

この The most expensive Coffee はカップ一杯で、$35~$100となっています!

生豆自体は特に特別な香りは感じず、欠点豆がほぼゼロの綺麗な薄いイエロー・グリーン。
この豆を焙いてみてまず思ったのは、豆の密度が高いのか、1ハゼまでの時間が少し長いこと。そして一度ハゼが始まると、元気よく爆ぜて、1分くらいの短時間でしっかり膨らんでシティローストに色付きます。通常より膨らみがよいようです。 さて、味の方は、、1日おいてからのお楽しみ。:-)
コピルアック

焙煎一日後、二日後と2回飲んでみました。
オールドビーンズのようにムスク香を感じさせる複雑な味わいで、多少雑味はあるものの、かなりのジューシー感、ボディ感があります。飲むとまずマンゴージュースのような甘酸っぱさがずっしりときて、そのあとのロングアフターテーストが秀逸。タダモノではない味わいだと感じました。
コピルアック・カップ


茶亭羽當のデミタスカップ

いつもの茶亭羽當さんのデミタスカップ比較です。
店の中は全部異なるカップのようですが、どれも素晴らしい。コクテール堂のエージング豆「五番町ブレンド」で10分以上もかけてネルドリップした珈琲も素晴らしい香りとコクですが、カップがまた味を引き立ててくれます。今回は大倉陶園のビンテージもので八角形のとても変わった形のものでした。前回のものと並べてみます。
茶亭羽當デミタスカップ

裏返すと、ひそやかに Okuraのマークが入っています。
茶亭羽當カップ裏

今週末はカフェドワゾーにも行きましたが、浅煎りのキリマンジャロのネルドリップを頼んでみたら、珈琲豆を粉に挽いた後、カメラ用のブロワーで丁寧にチャフを飛ばしてからドリップを開始しているのをみて、なるほどと納得。 自分は息でふうふうと飛ばしていましたが、確かにブロワーの方が清潔だしオシャレだなと思った次第。飲み歩きは勉強になります。早速会社に持っていこう。(^.^)

珈琲豆の密度

最近、雑誌「DIME」の付録で手に入れたデジタルスプーンスケールは会社で珈琲を入れるときに重宝しています。写真はこれを使って自分で焼いたルワンダの豆(ライトロースト)とグアリロバ農園のブラジル・ブルボン・ナチュラル(シティーロースト)をそれぞれ 17.2g計った様子です。まあ焙煎度合いが異なるとはいえ、ルワンダの豆はやはりコーヒー密度が高いようです。どちらも味は美味しいのですが。
珈琲豆の密度

これを見ると、珈琲ドリッパーに付属の計量スプーンで「擦切りいっぱう」とか容積で珈琲の分量を量るのが如何にいい加減かがわかりますね。
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