香豆火珈琲 (Kaz - Feel - Coffee) - 引越し済


KAZUHICOFFEEは 2021/11/11に開業いたしました。 屋号はそのままKAZUHICOFFEEです。

新HP: https://kazuhicoffeelab.com/
旧HP: http://www.kazuhicoffee.com/
Base: https://kazuhicoffee.thebase.in/

今はまだ珈琲豆のネット販売と時折行う焙煎教室だけですが、これから珈琲の家庭焙煎や小型焙煎機のコンサルティング業という分野を開拓したいと考えております。まずは発明工房さんの「煎り上手」や安価な小型ドラム型焙煎機などにちょっとした装置をつけて、焙煎プロファイルがリアルタイムに見えるようにすることで、短期間で焙煎の技術を学んだり、既に焙煎を開始されている方の技術が上達するようなプログラムを用意したいと考えております。これからまだまだやること山積ですが、まずは出発致しましたことお知らせ致します。 珈琲が仄かに好きという皆様が、もっともっと本物の珈琲のことを知って楽しんで頂けるようにすることが次の自分のミッションだと考えております。家庭用サイズの小型焙煎機を海外から輸入して販売する等も計画しております。皆さまが美味しい珈琲をいつでも気軽に楽しめるようにすることを全身全霊でサポートしたい!!

2019年07月

ブラジル・グアリロバ農園

先日の東京カフェ・ショーのブースでお話させて頂いた「Mirai Seeds」の伊藤マルセロ社長から本当にグアリロバ農園のサンプル豆が届きました。ナチュラル精製が3種類とレッドハニーが1種類でそれぞれ400gずつ。僕の焙煎バッチサイズに合わせてくれたもの。早速、ブラジルブルボンとイエローカトゥカイ(レッドハニー)を焙煎してみました。まずブラジルブルボンのフルーティーさに圧倒されました。エチオピアのイルガチェフェの高級ナチュラル豆に近い香味。う~ん、いい香り。 レッドハニーの方は本日アームズメソッドで焙いたので数日寝かせてから賞味します。ちなみにこの豆、お高いのかと思ったら、いつも自分が買っているものと同価格帯。5Kgで8000円前後でこの品質とは驚異的!

https://www.miraiseeds.com/categories/1772461

グアリロバ農園

しばらくここの豆ばかり購入してしまいそう。。

高性能ハンドミルZPro

2か月ほど前にMAKUAKEで注文した超高性能ハンドミルZProがついに届きました。28500円という値段は高いのか安いのか。ネットで検索すると既に品切れ状態。箱を開ける前から高級感が漂います。
梱包を開けるとこんな感じ。整備キットやポシェットが付属しています。
ZPro梱包

手に取るとさすがにズシっと重みがあり質感抜群。早速、フレンチプレスの粗挽きから、ペーパードリップ、エスプレッソ用といろいろな粒度で挽いてみました。サクサク切れて気持ちいい~
ZPro性能

アップするとこんな感じ。豆が摺りつぶされることなくカットされているのが分るでしょうか。これはフレンチプレス用に粗目に挽いた様子。微粉はほぼゼロ‼
ZPro性能UP

LITHON ホームロースター

クラウドファンディングのMAKUAKE。次々と興味深いものが登場して目が離せません。
この写真は、職場の同僚が注文したホームロースター、LITHON ホームロースター RT-01を、残業時間帯の職場で焙煎した時の様子。付属していたペルーの豆を2段階に焙いてみました。
https://www.lithon.co.jp/product/cooking/ホームロースター-rt-01/

最初、給湯室で初焙煎しようとしたけど、天井に火災報知器があるのを見て断念。(^^;
結局、太鼓リールで電源を引っ張ってベランダで焙煎。
ライソン職場焙煎

ライソン焙煎機
2万円の焙煎機だけあって、焙煎加減は極端に異なる2段階のみ。残念ながら味はどちらも今一つでした。やはり小型の電気式だと、こういう味になってしまうのかなぁ。

すなば珈琲の将来

先日、ふと思い立って鳥取のすなば珈琲に行ってきました。コナン空港内の店はとりあえずパスして、建物老朽化で閉店の鳥取駅前店に代わり、新たな旗艦店として開店したばかりの”新”鳥取駅前店。
http://www.sunaba.coffee/
半地下の店内は東京都内にあっても流行りそうなオシャレ空間。天蓋付きベッドを彷彿させる半個室席はちょっと斬新。農園まで行って買い付けたというブラジル豆を、鳥取砂丘の砂で焙煎してサイフォンで淹れた珈琲だと?こりゃ期待が高まる~。とりあえず「砂焼き珈琲」なるものを注文。
ん? はて? 酸味も甘みも感じられず、凡庸な苦みのみ。まさに砂丘の味? まあ、432円では仕方ないのかな。 別の日に再度訪れて、「すなば珈琲スペシャルブレンド」も飲んでみたけど、やはり同じようなやはり腑抜けな味でした。
すなば珈琲

別の日、野毛の日本最古のジャズ喫茶「ちぐさ」の復刻店「ちぐさ」にいって珈琲を飲みました。ジャズ喫茶だし、珈琲には期待せずに入ったのですが、これが予想外に美味しくてびっくり。ここもサイフォン珈琲、極上の音楽付きで一杯500円。セロニアス・モンクのMonk's Bluesをリクエストしてみました。くつろげるなぁ。
ちぐさ珈琲

ONIBUS COFFEE

珈琲店巡りをしていると、最近よく目にすることは、店のバリスタが珈琲を淹れるときに、5~10ccほどの抽出液を別の小さなカップに受けておき、それをクッと飲んで味を確かめる、という行為ですが、あれを見るとこちらも身が引き締まる思いがします。

先日訪れた世田谷の奥沢の線路沿いのオニバスコーヒーという店は、お客が4,5名もくると満席の小さな店で、女性バリスタ2名でやっていますが、コーヒーを入れる所作は本格的でした。
まず豆はTop of Topの浅煎りSpeciality Coffeeが3種類のみで、いずれも一杯500円。この日は、ケニア、エチオピア、ルワンダでした。ここはたぶんロースター業をメインの店で、特にルワンダの小さな農園を支援しているという話を聞いていたので、迷わずルワンダを注文。
まず2粒だけコーヒーミルに入れて、これを挽いた粉は捨てます。(前の豆のフレーバーと混じらないようにする)残りを粉に挽いて、この時点で香りに間違いがないか確認。次に、僕が選んだ抽出方法、エアロプレスで抽出。ペーパーも選べますが、エアロの方がよりストレートに味の特徴が出ます。
滑らかな手付きでプレスした後は、例の10ccだけ味見する所作。これが美しい!

思わず、この人たちは一日にどれほどの珈琲を飲むのかちょっと計算してしまいました。
仮に、1時間に平均8杯、8時間働くと 一日に64杯。10ccずつなら640cc と大振りなマグカップ2杯分。
高品質で美味しい珈琲なら僕でもOKかな~
ONIBUS珈琲
(余談ですが、僕が立ち寄ったとき、ちょうど北欧からというお客が来ていて、その若くてきれいなバリスタは英語で対応していましたが、発音が見事でした)


十一房珈琲店

有楽町駅からほど近い銀座の一角に十一房珈琲店という40年も続く名店がありますが、今日は仕事帰りにそこに寄ってきました。注文したのは2007年のビンテージものバニーマタル。相当なレアものです。18グラムの深煎り豆を使って、かなり時間をかけてジノリの真っ白なデミタスカップ(80ccくらい)にネルドリップしてくれましたが、ちっとも濃過ぎることはなく、ビンテージ特有の円やかな味わいと精妙な香りが立ち昇る一杯でした。
バニーマタル・ビンテージ完成
バニーマタル・ビンテージ

一杯目が美味しかったので、勢いづいて2杯目はブラン・エ・ノワール(白と黒)というアイスカクテルも頼みました。こちらはやはり18グラムの深煎り豆を80ccと濃いめに淹れて、クリームを加えたもので、甘みもつけてありデザートのようでとても飲みやすいものでした。
しかし一番驚いたのは、熱い珈琲を氷屋で買ったという大きな氷の上に載せて急冷する、という手間のかかることをしていたことでした。氷はなんとも昭和風情のある木製の桶に入っています!
ブラン・ノワール冷却
ブラン・ノワール完成


アームズメソッド珈琲焙煎

今年もまた東京カフェショー ( http://cafeshow.jp/) に入り浸ってきました。水~金と3日連続で会社を休んで! 珈琲を飲み過ぎたからか、変な試食を食べ過ぎたのが原因か分からないけど、2日目からはビオフェルミンと胃薬で胃の中を中和しながらヒタスラ歩き回りました。面白かった!!

その中で特に興味深かった「ブラジルコーヒー講習会」に参加して聞いた話、アームズメソッドという焙煎方法について書きます。簡単に言うと、焙煎直前に生豆を50度のお湯で綺麗に洗ってから焙煎する、というもので、お腹に優しく、しかも長く劣化しない珈琲が焙煎できるらしい。で、早速やってみました。用意したものは野菜の水切り、これ必需品! 洗った珈琲生豆を入れてグルグル回して脱水します。使った豆は、スペシャリティ珈琲のワタルさんから仕入れたばかりのパプアニューギニア・タイガド・クラッシック。

焙煎してみると、お湯で温もっているので100℃まではスムースに上がり、その後は通常焙煎と比較して2分くらい余分にかかって温度上昇する感じ。当然、1ハゼまでの時間も2分ほど長い。焙煎後の豆面はちょっと、のぺーっとした感じで艶がなく見た目は今一つ。味の比較は少し寝かせてから。

アームズメソッド0
アームズメソッド1
野菜の水切り💛
アームズメソッド2
左がアームズメソッド、右が通常のやり方で焙煎したもの。分量も豆の種類も同じ。でも焙煎度合いは異なります。

それはそうと最終日の帰りに東急ハンズに野菜の水切りを探しに立ち寄ったら、こんなものが置いてありました。まさにアームズメソッドと同じ発想。しかし大吟醸珈琲とは!(もちろん買わない…)
大吟醸珈琲




先週のコロンビア・ウィラのカッピング

先週、2回連続で焙煎したコロンビア・ウィラを、カッピングで比較してみました。

一応、10gずつきっちり計って、コーヒーミルに最初に同じ豆を数粒入れて前の豆の匂いを残さないようにして、同じカップに入れるところから準備。95℃のお湯を120ccずつ入れて香りの変化を確かめながら、4分待ってブレイクして、さてカッピング。当然ながら微妙な差過ぎてなかなか区別がつかないけど、何度も確かめて、最初に少し時間をかけて焙いた82.9%の方が微かに酸味が心地よく美味しいという結果。冷めたものをカミさんにも比べてもらったら、あっさりと、82.9%の方が香りがいい、と断定してくれました。ほんまかいな。
ウィラカッピング1
ウィラカッピング2
いずれにせよ、コロンビアウィラは美味い!
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