香豆火珈琲 (Kaz - Feel - Coffee) - 引越し済


KAZUHICOFFEEは 2021/11/11に開業いたしました。 屋号はそのままKAZUHICOFFEEです。

新HP: https://kazuhicoffeelab.com/
旧HP: http://www.kazuhicoffee.com/
Base: https://kazuhicoffee.thebase.in/

今はまだ珈琲豆のネット販売と時折行う焙煎教室だけですが、これから珈琲の家庭焙煎や小型焙煎機のコンサルティング業という分野を開拓したいと考えております。まずは発明工房さんの「煎り上手」や安価な小型ドラム型焙煎機などにちょっとした装置をつけて、焙煎プロファイルがリアルタイムに見えるようにすることで、短期間で焙煎の技術を学んだり、既に焙煎を開始されている方の技術が上達するようなプログラムを用意したいと考えております。これからまだまだやること山積ですが、まずは出発致しましたことお知らせ致します。 珈琲が仄かに好きという皆様が、もっともっと本物の珈琲のことを知って楽しんで頂けるようにすることが次の自分のミッションだと考えております。家庭用サイズの小型焙煎機を海外から輸入して販売する等も計画しております。皆さまが美味しい珈琲をいつでも気軽に楽しめるようにすることを全身全霊でサポートしたい!!

ハワイ

フレーバード・コーヒー

さて久しぶりのブログ更新である。
10月は家の売買と引っ越しで完全に忙殺されていたことは前回書いたとおりだが、引っ越し直後の家が不便なこと、なかなか片付かないことに関しては想像以上であった。とにかくやることが次から次へと出てきて、実際ブログ更新どころかノートPCすら開かない日々が続いていた。それはさておき。

昨日は職業訓練「カフェ&フードサービス課」の開校日であった。これは、神奈川県喫茶飲食生活衛生同業組合が主催している3か月間のコースで、神奈川県民だけでなく一応全国から応募可能な職業訓練ということになっている。実は数多ある職業訓練コースでズバリ、珈琲に関することを勉強できるものは神奈川県のこのコースだけとのこと。自宅から普通に通える自分はとてもついていると思う次第。今日は祝日で休みであったが、明日からいよいよ実際の講義と実技が始まる。非常に楽しみである。

いつも珈琲豆を焙煎して届けているKOPE花伝カフェと訓練の開催場所が同じ最寄り駅、関内であることもついている。久しぶりの通勤定期もなんとなく嬉しい。閑話休題、昨日の開校式の後、KOPE花伝でちょっと面白い実験をさせて頂いた。毎週テレコンで情報交換しているハワイKAYAMAのLEEさんから聞いて一度飲ませてもらいたいと思っていたカカオティーをついに飲む機会を得た。カカオは純ハワイ産の超レアものである。所謂カカオニブを砕いたものをお茶にするわけであるが、普通に淹れるとお湯で3倍に薄めたココアといった風情で健康には良さそうだがちょっとアピールに乏しい。そこで、花伝のママさんと珈琲のフレーバーとして使ってみよう、という話になり、ペーパードリップやらフレンチプレスやらで混合を試してみた。フレーバード・コーヒーと言えばハワイのライオンが有名であるが、正直、ヘーゼルナッツやバニラの人工的に加えたフレーバーを美味しいと思ったことはない。しかし本物のカカオならどうか。確かにコーヒーの味を表現するためのフレーバーホイールにもココアとかチョコレートというのはある。しかしあくまでそれは表現の便宜上のイメージであり、実際にそのような味がするわけではない。結局、結論は出ず仕舞いであったが、少し惜しいところまでいったのはフレンチプレスに珈琲粉にカカオニブ粉を混ぜた抽出であった。メニューに加えて人気が出るかは微妙である。混合比率や濃度をうまく調整すればかなり面白い飲み物が出来る可能性はあると思う。しかし素直に美味しいと感じたのは、カカオティーに純乳脂肪クリームを加えたものであった。こちらはロイヤルミルクティーのココア風味といった味わいである。
カカオフレーバー珈琲
カカオティー・パック
カカオティー・クリーム


 


謎のハワイカウ・ドリップパック

先日カルディ・コーヒーファーム横浜ジョイナス店で珍しいものを見つけた。生産量が少なすぎて市場にあまり出回っていないハワイカウ豆を100%使っているというドリップバッグ、税込み189円。なんだこれは! うーむ、ハワイカウを毎週焙煎している僕としては、ちょっとこれは見逃せない、と思い、取り合えず1つ購入。裏の説明を見ると本物っぽい。輸入品らしく、日本語訳が貼り付けてあり、剥がすと同じ内容の英語原文が見える。
ハワイカウ・ドリップパック


パッケージを開けるとこんな感じ。色合いからはミディアムハイ・ロースト程度で粉の挽目はあまり揃っていない。
ドリップパック中身

さて先ほどこれを書かれている手順通りに淹れてみた。95度のお湯で20秒蒸らしとある。ふむふむ。
パッケージを空けたときの香りは弱く、特に良いか香りとも言えずあまり期待はしていない。

ハワイカウ・ドリップパック完成


さて抽出した珈琲を飲んでみると、果たして意外と悪くない。とても穏やかで飲みやすい味は、カウコーヒーの特徴でもあり、冷めてくると仄かな酸味が立ってきてフルーツ感がないとも言えない。ただ如何せん粉の状態でパックされたものなので当然鮮度は感じられず、完全に冷めてから飲むと少し古さと雑味を感じて、アフターテーストに甘さはない。これはやはり鮮度の問題なのか。

結論としては、どうやら本物のカウ珈琲らしいと思った次第。ただ値段的に本当にエクストラファンシーの格付け豆を使っているかは少し怪しい。

でついでにこのバッグを作っているオシアナス・ヴィントナーズのウェブサイトを覗いてみた。
加工食品全般を扱う会社で場所となっており、珈琲豆で検索するとハワイ豆ばかりでコナもカウも各種扱っている。なんと生豆もあり値段的に1㎏当たり8000円程度はだいたい相場である。

このドリップバッグに使われている10gは、焙煎の目減りも考慮すると約100円分となり、バッグへの加工費を考えると189円はやはり安過ぎる。恐らくEXファンシーではなく、ファンシーかNo1を使っているのではないか。

オシアナスのハワイ豆
オシアナスのハワイ生豆

ちなみに、僕はこの手のバッグをドリップバッグと呼んでいたが、ドリップパックという言葉もあり気になったので検索エンジンで多数決を取ってみた。
ドリップバッグvsパック


結果はドリップパック (Drip Pack)が圧勝であった。
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